2023.12.20

24連敗となったピストンズ…カニングハムがホークス相手に自己最多43得点をマーク

ホークス相手にカニングハムが奮闘[写真]=Getty Images
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 12月19日(現地時間18日、日付は以下同)。23連敗中のデトロイト・ピストンズは、敵地ステイトファーム・アリーナでアトランタ・ホークス戦へ臨むも、一度もリードできずに124-130で敗れて24連敗となった。

 この日ホークスでは「彼らに連敗脱出させるつもりはなかった」と試合後に語ったトレイ・ヤングが31得点15アシストをマーク。さらにサディック・ベイが21得点2スティール、デジャンテ・マレーが20得点、ディアンドレ・ハンターが19得点6リバウンド2ブロックを残すなど、計6選手が2ケタ得点を奪取。

 今シーズンの戦績をリーグワーストの2勝25敗(勝率7.4パーセント)としたピストンズは、1つのシーズンとしては2010-11シーズンのクリーブランド・キャバリアーズ、2013-14シーズンのフィラデルフィア・セブンティシクサーズが残した26連敗に次ぐ24連敗に陥った。

 それでも、リーダー格のケイド・カニングハムは両チーム最長の44分10秒コートに立ち、第4クォーターだけで20得点の集中砲火。試合全体でフィールドゴール成功率66.7パーセント(16/24)をたたき出し、キャリアハイの43得点に5リバウンド7アシスト3スティールと大暴れ。

 『StatMuse』によると、カニングハム(22歳と84日)はピストンズの選手として、アイザイア トーマス(21歳と284日)以来の若さで1試合40得点5リバウンド5アシストをクリアしたという。

 なお、ピストンズではカニングハムのほか、ボーヤン・ボグダノビッチが25得点、マービン・バグリー三世が17得点、ジェイデン・アイビーが15得点8リバウンド4アシスト、ジェームズ・ワイズマンが10得点7リバウンドを記録。

 ホークス戦後に「僕は勝ちたい。みんながそのためにやっている。僕らは若いチームなんだ。学んで良くなっていくためには、こうした瞬間の数々も必要なんだ」と語ったカニングハムが率いるピストンズは、22日にホームでユタ・ジャズ戦が組まれている。次戦こそ連敗脱出なるか、彼らのプレーに注目だ。