2024.02.22
ボストン・セルティックスは、1月23日(現地時間22日)に敵地アメリカン・エアラインズ・センターで行われたダラス・マーベリックス戦を119-110で制した。2連勝としたセルティックスでは、ジェイソン・テイタムがゲームハイの39得点に11リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、ジェイレン・ブラウンが34得点4アシスト2ブロック、ドリュー・ホリデーが17得点7リバウンド6アシスト、アル・ホーフォードが11得点6リバウンド3アシストを残した。
一方、2連敗となったマブスではルカ・ドンチッチが今シーズン8度目のトリプルダブル(33得点18リバウンド13アシスト)に2スティール、カイリー・アービングが23得点6リバウンド3アシスト2スティール、ティム・ハーダウェイJr.が20得点、ジョシュ・グリーンが14得点7リバウンドをマーク。
今シーズンのドンチッチは、リーグ2位の平均33.6得点に8.5リバウンド9.3アシスト1.4スティール、フィールドゴール成功率48.2パーセント、3ポイントシュート成功率37.4パーセント(平均3.9本成功)、フリースロー成功率77.3パーセントという素晴らしい成績を残している。
ただ、セルティックス戦ではフィールドゴール成功率40.0パーセント(12/30)、3ポイントシュート成功率25.0パーセント(2/8)、フリースロー成功率63.6パーセント(7/11)と、いずれもシーズン平均を下回る結果に。
セルティックスが誇るディフェンダーの1人、ブラウンはドンチッチと6分15秒マッチアップし、フィールドゴール成功率33.3パーセント(2/6)に抑え込み、ブロックショットも1本浴びせていた。
攻防両面に秀でた2ウェイプレーヤーとして知られるブラウンは、この試合の第2クォーター中盤にハイライトプレーも生み出した。トップ下からドンチッチ相手にドライブで仕掛けていき、右エルボーエリアでスムースなビハインド・ザ・バック・ドリブルを繰り出し、鮮やかなアンクルブレイクからプルアップジャンパーを放り込んだ。
試合中盤にブラウンが2点ジャンパーを決めたプレーではあるものの、ドンチッチは試合後に“アンクルブレイクされたプレー”をこう話していたと『ESPN』のティム・マクマホン記者が報じている。
「嘘はつけないね。あれは本当にいい動きだった。フロアで外してくれと祈っていた。あのプレー全部がハイライトさ」
普段は華麗なパスさばきやボールハンドリングなどで相手選手だけでなくチームメートたちでさえも驚かすドンチッチだが、自身がやられても見事決め切った相手のプレーを称えていた。
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