2024.01.28

ウェスト最下位のスパ―ズが上位ウルブズに逆転勝利…指揮官は「ベストな勝利」

ウェンバンヤマ(中央)が23得点をマーク[写真]=Getty Images
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 サンアントニオ・スパーズは、1月27日(現地時間26日、日付は以下同)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に116-100で勝利。この日はジェレミー・ソーハン(31得点14リバウンド)、ビクター・ウェンバンヤマ(23得点12リバウンド)、ケルドン・ジョンソン(21得点16リバウンド)と、3選手が20得点10リバウンドをクリアする大活躍を見せた。

 そして翌28日は32勝13敗を誇るミネソタ・ティンバーウルブズ戦に臨んだ。試合前の時点でオクラホマシティ・サンダーとゲーム差なしのウェスタン・カンファレンス2位に立つ上位チーム相手に、スパーズはデビン・バッセルが25得点4リバウンド5アシスト2スティール、ウェンバンヤマが23得点10リバウンド6アシスト2スティール2ブロックを残すなど計5選手が2ケタ得点を奪い、113-112で見事競り勝った。

 この試合で14得点7リバウンドを残したジョンソンは「僕たちはお互いのためにプレーしていた。一丸となって、みんながステップアップしてビッグプレーを決めたんだ。勝負所でも相手を止めたことが大きかった。大きな勝利。僕たちはみんなで一丸になってつかんだんだ」とコメント。

 スパーズは10勝36敗で依然としてウェスト最下位ながら、今シーズン3度目の2連勝をマークしたことは好材料だろう。「この勝利は間違いなくいい勝利だし、僕らは自分たちがやったことを誇らしいと感じるべき」とウェンバンヤマが語れば、グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)も「今シーズンここまででベストな勝利」と選手たちを称えていた。

 前半で最大15点ビハインドを背負い、第4クォーター開始時点で10点差をつけられていた状況のなか、ウェスト上位のウルブズに逆転勝利を飾ったことは、このチームの選手たちへ自信を植え付けることとなったのではないだろうか。

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