2024.02.16

驚異の年平均110億円超え…2025年夏に超巨額契約を結ぶ可能性を秘めるルカ・ドンチッチ

自己最高の数字を残しているドンチッチ[写真]=Getty Images
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 昨年夏。ジェイレン・ブラウンがボストン・セルティックスとのスーパーマックス契約を結び、5年3億400万ドル(約456億円/1ドル=150円、以下同)というNBA史上最高額と報じられた。

 キャリア8年目の今シーズン。ブラウンはここまで50試合へ出場し、平均22.0得点5.5リバウンド3.7アシスト1.1スティールを残し、オールスターにも選ばれている。

 もっとも、昨夏ブラウンがたたき出した“NBA史上最高額”は、さっそく今夏に更新されるかもしれない。チームメートのジェイソン・テイタムが今シーズンにオールNBAチーム入りを飾れば、5年3億3400万ドル(約501億円)のスーパーマックス契約を結ぶ資格を手にするからだ。

 リーグベストの43勝12敗を誇るセルティックスで、テイタムは52試合へ出場して平均27.1得点8.6リバウンド4.8アシスト1.0スティールをマークしており、オールスター入りも飾っている。リーグ上位のチーム戦績に加え、これからケガなどで長期離脱することがなければ、テイタムが新たな記録を樹立することが予想できる。

 だがセルティックスのデュオをも上回る超破格な契約を結ぶ可能性を秘めている選手がいる。ダラス・マーベリックスで超人的な活躍を続けるルカ・ドンチッチだ。キャリア6年目の今シーズン、ドンチッチは47試合の出場でリーグベストの平均34.2得点に同3位の9.5アシスト、さらに8.8リバウンド1.4スティールを残している。

 すでに5年連続でオールスターに選出されているドンチッチは、現在4シーズン連続でオールNBAファーストチーム入りしており、今シーズンもオールNBAファーストチームに選ばれれば、2025年夏に5年3億6700万ドル(約550億5000万円)のスーパーマックス契約を結ぶ資格を手にする。

 スロベニア出身のスーパースターは、今月末に25歳を迎えるのだが、この超巨額契約を締結した場合、年平均はなんと7340万ドル(約110億1000万円)となるのだから驚きだ。

 とはいえ、今シーズンのドンチッチは2月16日(現地時間15日、日付は以下同)を終えた時点で得点とアシストに加え、3ポイントシュートの試投数(平均10.3本)と成功数(同3.9本)、成功率(37.5パーセント)でも自己最高の数字を残しており、1月27日にはNBA歴代4位タイ(現役最多)の73得点を奪っただけに、NBA史上最高額の契約を結ぶ資格は十分あると言えるだろう。

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