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ミネソタ・ティンバーウルブズは、ウェスタン・カンファレンス首位の39勝16敗(勝率70.9パーセント)でオールスターブレイクを迎えた。もしこのペースを維持できれば、2003-04シーズンに残した58勝24敗(勝率70.7パーセント)を上回り、球団史上最高成績を更新する可能性を秘めている。
そのウルブズでチーム最多の平均26.3得点に5.2リバウンド5.3アシスト1.2スティールを残しているのがアンソニー・エドワーズ。2年連続でオールスター入りを飾った22歳のシューティングガードは、若手スターの1人としてリーグ有数の選手となった。
2月24日(現地時間23日、日付は以下同)に公開された『ESPN』のマリカ・アンドリューズとのインタビューで、史上最高の選手を意味する“G.O.A.T.(Greatest player Of All Time)”について聞かれたエドワーズは、こう答えていた。
「僕のGOATは、クレイジーに聞こえるかもしれないけど、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)なんだ。ずっと彼のファンだし、彼のプレーを小さい時から見てきた」
GOATとして真っ先に挙がるのは、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)。さらにはアービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)やラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、コービー・ブライアント(元レイカーズ)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)といったレジェンドたちが浮かんでくる。
そうしたなか、エドワーズはデュラントという歴代屈指のスコアラーを挙げていた。もともと、昨年8月に現地メディア『Heir』へ公開されたインタビューでも、歴代ベスト5としてジョーダン、コービー、シャキール・オニール(元レイカーズほか)、アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)と、デュラントをセレクトしていた。
35歳のベテランながら、デュラントは依然としてリーグ屈指の実力者。今シーズンも平均28.1得点6.6リバウンド5.6アシスト1.3ブロックを残している。
ただ、チームメートでオールスターでも共演したカール・アンソニー・タウンズは『First Take』へ出演した際、エドワーズについて「こう言うと嫌がられるんだけど、彼はNBAの顔になっていく男だ」と絶賛しており、着実にスーパースターへの道を歩んでいると言えるだろう。
デュラントが所属するサンズは23日を終えた時点でウェスト7位の33勝23敗。もしウルブズとサンズがプレーオフで激突となれば、エドワーズとデュラントによる豪華なマッチアップが見られるかもしれない。
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