2024.03.03

62年越しに樹立された“NBAの金字塔”…1試合100得点と通算4万得点が同日に達成

レイアップで通算4万得点を飾ったレブロン[写真]=Getty Images
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 3月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツ戦を迎え、第2クォーター残り10分39秒にレブロン・ジェームズがスピンムーブから左腕でレイアップを成功し、この試合9得点目を奪った。

 これにより、レブロンはレギュラーシーズン通算4万得点という大台に到達。昨年2月にカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が保持していた3万8387得点を抜き、NBA歴代トップに躍り出た男は、4万得点という前人未到の偉業を達成。

 NBAキャリア21年目をプレーする現役最年長(39歳)のスーパースターは、今シーズンもナゲッツ戦を迎える前の時点で53試合に出場し、平均35.0分25.3得点7.1リバウンド7.9アシスト1.2スティールにフィールドゴール成功率52.5パーセント、さらにはキャリアハイの3ポイントシュート成功率40.8パーセントで平均2.2本を沈めている。

 ちなみに、現地時間3月2日はNBA史に名を残した偉大な記録が生まれた日でもある。今から62年前の1962年、当時フィラデルフィア・ウォリアーズに在籍していた“伝説のビッグマン”ウィルト・チェンバレンがニューヨーク・ニックス相手に1試合100得点を奪っていた。

 1試合100得点とレギュラーシーズン通算4万得点。同じ日に生まれたこの偉業は、NBAにおける金字塔と言っても過言ではない。特にレブロンは連続2ケタ得点記録を1205試合へ伸ばしているほか、キャリア2年目の2004-05シーズンから今シーズンまで、実に20シーズン連続で平均25.0得点6.0リバウンド6.0アシスト以上を残し続けている。

 20年以上に渡ってストイックな生活を続けて、全盛時をキープするレブロンが、アスリートとして超人的なキャリアを送っていることは間違いない。

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