2024.04.22
4月17日(現地時間16日、日付は以下同)、ニューオーリンズ・ペリカンズとのプレーイン・トーナメントを制したロサンゼルス・レイカーズは、ウエスタン・カンファレンス第7シードでプレーオフの出場権を獲得した。
ペリカンズ戦のフィールドゴール成功率は、レブロンが30パーセント(20本中6本成功、うち3ポイント5本中1本成功)、デイビスが37.5パーセント(16本中6本成功)となり、大黒柱2人が厳しいマークを受けた。一方、フィールドゴール成功率83.3パーセント(6本中5本成功、うち3ポイント2本ともに成功)を記録した八村塁や、クラッチタイムで3ポイントを沈めたディアンジェロ・ラッセルやゲイブ・ビンセントなど周囲のメンバーが躍動し、貴重な勝利を手にした。
レブロンは試合について「いいバスケットボールができた」とコメントし、次のように続けた。
「今夜の試合で、俺たちはオフェンス面でもディフェンス面でもいいバスケットボールができることを示せたと思う。今、俺たちはグループとしていい状態にあって、ローテーションやゲームプランもいい。全員が準備万端の状態でコートに立てているんだ」
第7シードでプレーオフに駒を進めたことで、第1ラウンドの相手が昨シーズン王者のデンバー・ナゲッツに決定。昨シーズンのプレーオフではカンファレンス決勝で対戦し、4連敗と苦汁を喫した相手となる。MVP最有力候補の1人であるニコラ・ヨキッチを中心に昨シーズンからロスターに大幅な変更を加えず、チームの強度を高めているナゲッツだが、初戦に向けての思いを問われたレブロンは、次のように答えた。
「彼らはここ数年、ホームコートで異常なまでに支配的だ。あのチームにはMVPがいるし、チームとしての関係性も強い。バスケットボールIQが高く、ハイレベルの選手が複数いる上に、コーチもとんでもなく素晴らしい。俺たちはミスのないバスケットボールをすることで、彼らを苦しめていかないといけない。俺たちが最高のゲームをできれば、相手も最高のゲームで返してくるだろう。きっと1ポゼッションか2ポゼッションの差で決まることになると思う。結果どちらが制するか、見ものだね」
今シーズンでキャリア21年目を迎えているレブロンは、自身17度目のプレーオフ進出を決めた。自身のポッドキャストではベテランとしての戦い方にも言及しているが、プレーオフはチームとして全力疾走で臨むという。
「これ以上のペースはない。何のためにペース配分する必要があるんだ? 今は全力疾走だよ。レギュラーシーズンが終わったんだ。これからは勝つことだけが重要だ。とにかく勝つ」
前回王者との再戦に燃えるレイカーズ。21日にデンバー・ナゲッツとの初戦を敵地ボール・アリーナで迎える。
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