2024.09.10
4月21日(現地時間20日、日付は以下同)に敵地ボール・アリーナで行われた「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンド初戦。ロサンゼルス・レイカーズは、デンバー・ナゲッツ相手に前半残り6分5秒の時点で最大12点のリードを手にしていた。
だが昨シーズンの王者ナゲッツはタイムアウト後に3ポイントシュート2本を皮切りに反撃を開始し、第2クォーター残り2分53秒には同点に追いつく。そこからレイカーズは八村塁、オースティン・リーブスが点を取ると、そのたびにニコラ・ヨキッチとマイケル・ポーターJr.が加点して同点とするも、最後はレブロン・ジェームズのディープスリーでレイカーズが3点をリードして試合を折り返す。
ただ、後半に入ってナゲッツはケンテイビアス・コールドウェル・ポープのショットが当たり出し、ヨキッチの効果的な加点もあってリードを広げ、最大15点差をつけるなどレイカーズを突き放し、最終スコア114-103でシリーズ1勝目を手に入れた。
敗れたレイカーズはアンソニー・デイビスが32得点14リバウンド5アシスト4ブロック、レブロンが27得点6リバウンド8アシストと2枚看板が活躍。さらにリーブスとディアンジェロ・ラッセルがそれぞれ13得点、トーリアン・プリンスが11得点、八村が7得点3リバウンドを記録。
ベンチからプリンス、スペンサー・ディンウィディー、ゲイブ・ビンセント、ジャクソン・ヘイズが出場も、得点したのはプリンスのみで、そのほかの3選手はショットを1本も打たずに終わっていた。
そしてリバウンド数で40-49、特にオフェンシブ・リバウンド数で6-15と圧倒されてしまった。レブロンはナゲッツが誇るフロントコート陣(ヨキッチ、アーロン・ゴードン、ポーターJr.)について「相手は大型なチーム。彼らにはビッグなフロントコート陣がいる。俺たちはもっといい仕事をしなきゃいけない」と語っていた。
翌22日。そんなレイカーズに1つ朗報が入った。左ヒザを負傷したことで手術を受け、オールスターブレイク以降を全休していたクリスチャン・ウッドが26日のシリーズ第3戦で復帰するプランだと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報道。
203センチ97キロのウッドは、50試合の出場で平均17.4分6.9得点5.1リバウンドを記録。ナゲッツ戦では2試合で同17.2分5.0得点4.0リバウンドを残しており、ヨキッチへの刺客として期待がかかる。
23日のシリーズ第2戦はウッド、さらにはジャレッド・バンダービルト(足)、キャメロン・レディッシュ(足首)も欠場ながら、レイカーズとしてはナゲッツから勝利を飾れるよう、少しでも突破口を開いておきたいところだ。
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