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エンビードとジョージを欠くシクサーズが今季初勝利…マクシーが圧巻の45得点

ペイサーズ戦で躍動したマクシー[写真]=Getty Images
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 今夏フィラデルフィア・セブンティシクサーズは大型補強に成功したものの、ジョエル・エンビードポール・ジョージをヒザのケガで欠き、開幕2連敗を喫していた。

 10月28日(現地時間27日)に敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスで迎えたインディアナ・ペイサーズ戦。シクサーズは開幕から25得点、24得点を残していたタイリース・マクシーが爆発。

 23歳のスコアリングガードは前半こそ7得点に終わるも、後半に入ってギアを上げて28得点を奪取。タイリース・ハリバートンの3ポイントシュートで延長にもつれたが、延長の5分間だけでクロスオーバードリブルで相手を振り切ってディープスリーやドライビングレイアップを決めるなど1人で10得点を荒稼ぎ。

 シクサーズはマクシーがゲームハイの45得点に4リバウンド4アシスト2ブロックをマークし、118-114で今シーズン初白星。ケイレブ・マーティンが17得点12リバウンド、エリック・ゴードンが15得点、ケリー・ウーブレイJr.が14得点8リバウンド2スティール、アンドレ・ドラモンドが9得点17リバウンド2スティールと続いた。

 エンビードとジョージ不在で臨んだ開幕最初の3試合で、マクシーはリーグトップの平均42.7分もコートに立ち、同5位の31.3得点に4.0リバウンド3.7アシスト1.0スティール1.0ブロックと奮闘している。

 フィールドゴール成功率は34.9パーセント、3ポイント成功率でも23.7パーセントと低いものの、フィールドゴール試投数86本はリーグ最多。『ESPN』によると、この数字はウィルト・チェンバレンやアレン・アイバーソン、チャールズ・バークリー、エンビードらを上回り、3試合のスパンでフランチャイズ新記録になったという。

 現状ではそれだけマクシーへの負担が増加しているシクサーズ。1勝2敗のスタートとなったチームへ、エンビードとジョージがいつ戻ってくるのか気になるところだ。

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