2時間前

サンズとジャズの2チーム間でドラフト1巡目指名権のトレードが成立

サンズのジョーンズGM(左)とイシュビア オーナー(右)[写真]=Getty Images
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 1月22日(現地時間21日、日付は以下同)。フェニックス・サンズユタ・ジャズの2チーム間で、トレードが成立した。このトレードで動いたのは選手ではなく、ドラフト1巡目指名権のみとなった。2チーム間のトレード詳細は下記のとおり(以降チーム名は略称)。

■サンズとジャズによる2チーム間トレードの詳細

・サンズ獲得
2025年ドラフト1巡目指名権(キャバリアーズまたはウルブズのうち最も低い順位)
2027年ドラフト1巡目指名権(キャバリアーズ、ウルブズ、ジャズのうち最も低い順位)
2029年ドラフト1巡目指名権(同上)

・ジャズ獲得
2031年ドラフト1巡目指名権

 今シーズンのトレードデッドラインは約2週間後の2月7日。そこで今回サンズは直近で与えられる予定の2031年の指名権を駆使して3つの指名権を獲得。過去に成立させた複数のトレードで、チームはこの先数年間のドラフト指名権がなかったのだが、この動きによってトレード可能な指名権を複数手に入れた。

 そしてジャズとの取引を終え、サンズはヒートへトレードを要求しているジミー・バトラー獲得に向けて、交換要員に柔軟性を持たせることができた。

 一方のジャズは、2022年のトレードでルディ・ゴベア(現ウルブズ)、ドノバン・ミッチェル(現キャバリアーズ)を放出した際に多くのドラフト1巡目指名権を獲得していた。サンズから獲得した2031年のドラフト1巡目指名権を含めて、ジャズは今後7年間で11本の1巡目指名権を手にしている。

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