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7試合の出場停止処分中のジミー・バトラーがヒート球団社長へトレード志願

今後の動向が注目されているバトラー[写真]=Getty Images
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 1月15日(現地時間14日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートジミー・バトラーが、パット・ライリー球団社長と面談した際にトレードを希望していることを改めて伝えたと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 昨年12月中旬から、バトラーに関するトレードトークが展開されていて、当初は「こういう話は好きなんだ。いいことだし、それが悪い宣伝になるとは思っていない。俺は大丈夫だ。自分を悩ますことでもない」と話していたものの、今月3日のインディアナ・ペイサーズ戦を終えたバトラーはこう発言していた。

「俺はバスケットボールのプレーを楽しめる自分を取り戻したいんだ。それがどこになっても、すぐに見つけ出すだろう。俺はコート外ならここにいられてハッピーだ。でもある程度の支配力を取り戻したいし、チームの勝利を助けたい。ただ、今の俺にはそれができていない」

 すると記者から「ヒートの一員としてコートで楽しむことを取り戻すことはできるのか?」と聞かれたバトラーは「おそらくそれはないな」と切り出したことで“事実上のトレード要求”となり、ヒートは翌4日にバトラーへ7試合の出場停止処分を科していた。

 この処分は16日のロサンゼルス・レイカーズ戦で終了するのだが、同メディアによるとバトラーとしてはトレードトークを進めるべく、ヒートと今週後半にミーティングを行う予定で、さらにミッキー・アリソン オーナーとも今週後半に面談するとのこと。

 35歳のバトラーは、今シーズンの年俸が約4880万ドル(約75億6400万円)で、プレーヤーオプションながら来シーズンの年俸は約5241万ドル(約81億2355万円)と超高額。だがヒートと新しい契約を結ぶことはないとライリー球団社長へ伝えたという。

 ヒートの大黒柱となって2020年と2023年にプレーオフを勝ち上がってNBAファイナル進出の原動力となったバトラーは、今シーズンもここまで22試合の出場で平均30.8分17.6得点5.5リバウンド4.7アシスト1.2スティールを残している。

 今シーズンのトレードデッドラインは2月7日。残り約3週間で、ヒートはバトラーのトレードをまとめることができるのか注目していきたい。

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