2025.05.05

ヨキッチの約3倍…プレーオフでレブロン・ジェームズが残してきた“偉大な数字”とは?

プレーオフで数多くの記録を保持するレブロン[写真]=Getty Images
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 デンバー・ナゲッツは、5月4日(現地時間3日)に行われた「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第7戦でロサンゼルス・クリッパーズを下し、4勝3敗でシリーズを制した。

 ニコラ・ヨキッチはこのシリーズでいずれもチームトップの平均24.0得点11.6リバウンド10.1アシストの“トリプルダブル”に2.3スティール0.9ブロックとオールラウンドな活躍で、カンファレンス・セミファイナル進出の立役者に。

 7度目のプレーオフを戦うヨキッチは、これで通算15度目のシリーズとなったのだが、得点、リバウンド、アシストの主要3部門でいずれもチーム最多を記録したのが9度目となった。

 そのうち3度は“シリーズ平均トリプルダブル”をマークするなどその万能さは見事で、9度もプレーオフのシリーズで主要3部門トップに立ったのはNBA歴代2位と『ESPN』が報じた。

 ではヨキッチを超える選手は誰なのかというと、通算10度のNBAファイナル進出で優勝4度を誇るレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)。40歳の大ベテランは、今年のプレーオフではミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗で敗れて1回戦敗退。

 とはいえ、レブロンは通算18度のプレーオフ出場で計55シリーズを戦い、なんと24度も主要3部門で所属チームトップの数字を残してきた。クリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、レイカーズでプレーオフへ進出し、いずれもリーグの頂点まで上りつめた。

 レブロンはプレーオフの通算得点や出場試合数、出場時間、フィールドゴール成功数、スティールで歴代トップに立っているのだが、どれだけシリーズを通して所属チームを引っ張ってきたかを示すスタッツと言っていいはずだ。

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