サンズからロケッツ移籍と報じられたケビン・デュラント「楽しみにしている」

イベント中にロケッツ移籍と報じられたデュラント[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　6月23日（現地時間22日）。フェニックス・サンズとヒューストン・ロケッツの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

　このトレードの目玉はケビン・デュラント。サンズはスーパースターを手放し、ロケッツからジェイレン・グリーンとディロン・ブルックス、さらに2025年のドラフト1巡目指名権（全体10位）、ドラフト2巡目指名権5本を獲得。

　ウェスタン・カンファレンス11位の36勝46敗で今シーズンを終えたサンズから、同2位の52勝30敗で「NBAプレーオフ2025」出場を飾ったロケッツへ移籍したデュラントは、9月末に37歳を迎えるベテランフォワード。

　この日ニューヨークで“Fanatics Fest”に出演していたデュラントは、イベント中にこのトレードの報道を知って「ヒューストン・ロケッツの一員になれて楽しみにしている。この数週間はクレイジーだったから、終わってくれて良かったよ」と口にし、さらに「彼らは昨年（今シーズン）に素晴らしいシーズンを送っていた。彼らのリーダーシップは大好きなんだ。僕は自分が（ロケッツにとって）良い追加になる気がしている」と話していた。

　テキサス大学出身のデュラントにとって、テキサス州ヒューストンを本拠地に置くロケッツは大学時代以来の同州帰還。キャリア17年目の今シーズンも、デュラントは62試合の出場で平均26.6得点6.0リバウンド4.2アシスト1.2ブロックを記録した実力者。

　ロケッツにはアルペレン・シェングン、アメン・トンプソン、ジャバリ・スミスJr.、オクラホマシティ・サンダー時代の同僚で再契約と報じられたスティーブン・アダムズ、タリ・イーソン、リード・シェパードらが在籍していて、来シーズンの契約がチームオプションのフレッド・バンブリートも残留となれば、デュラントを加えた豪華な布陣が完成する。

　デュラントにとって、ロケッツはサンダー（1年目のみシアトル・スーパーソニックス）、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ブルックリン・ネッツ、サンズに次いでNBA通算5チーム目。新天地で自身3度目のチャンピオンシップ獲得を目指す。

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