2025.05.09

ウェスト2位ロケッツで若手を引っ張ったフレッド・バンブリートの気になる来季契約

プレーオフでも活躍したバンブリート[写真]=Getty Images
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 ヒューストン・ロケッツは、5月5日(現地時間4日、日付は以下同)に迎えた「NBAプレーオフ2025」のウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第7戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに89-103で敗れたことで3勝4敗となり、2024-25シーズンが幕を下ろした。

 それでも、ロケッツは強豪ぞろいのウェストで2位の52勝30敗をマークし、5シーズンぶりのプレーオフ出場を飾るなど大躍進を見せた。アルペレン・シェングンジェイレン・グリーンアメン・トンプソンといった若手たちが躍動し、注目チームの1つになったことは間違いない。

 そのチームで司令塔兼リーダー格を務めるフレッド・バンブリートは、ウォリアーズとのシリーズで両チーム最長の平均40.0分もコートに立ち、チーム2位の18.7得点4.4アシスト、3ポイントシュート成功率43.5パーセントを記録。

 特に1勝2敗で迎えた第4戦以降は3試合連続で25得点以上、第7戦までの4試合でいずれも3ポイントを5割以上の高確率で沈めて若いチームをコート内外で引っ張った。

 キャリア9年目を終えた31歳のバンブリートは、今シーズンの年俸がチーム最多の約4285万ドル(約62億1325万円)。契約最終年の来シーズンはチームオプションながら約4489万ドル(約65億905万円)と超高額。

 ロケッツはバンブリートのチームオプション行使または破棄の期限を当初今月10日にしていたが、6月30日まで延期することになると『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が8日に報じた。

 そのため、ロケッツとバンブリート、そして彼の代理人を務める『Klutch Sports Group』のリッチ・ポールは、今後オプション行使か破棄して再契約を結ぶかどうか、交渉していくことになる。

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