2025.07.13

ロケッツのフレッド・バンブリートが新選手会長に就任…ドラフト外からの活躍が評価

NBA選手会長に就任することとなったバンブリート(右) [写真] = Getty Images
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 ヒューストン・ロケッツフレッド・バンブリートNBA選手会(NBPA)の新たな会長に選出されたことが分かった。7月13日(現地時間12日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 13日に行われた選手代表者会議でNBPA会長に選出されたバンブリートは、これから4年間の任期を務める。報道によると、前任のCJ・マッカラム(ワシントン・ウィザーズ)はアドバイザリーの役割に移行する模様。過去4年間会長を務めていたマッカラムは、2018年から2021年までの間副会長を務めていた。なお、マッカラムの前はクリス・ポール(サンアントニオ・スパーズ)やデレク・フィッシャー(元ロサンゼルス・レイカーズ他)らが選手会長を務めている。

 バンブリートは2016年にトロント・ラプターズの一員としてNBA入りしている。ドラフトでは指名を受けず、サマーリーグとトレーニングキャンプの生き残り争いを勝ち抜き、同年10月にラプターズと正式契約を締結した。2017年にはラプターズ傘下のラプターズ・905でGリーグ優勝を経験し、2019年にはカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)らとともにラプターズの主力としてNBA制覇に貢献した。その後も活躍を続け、2022年にはNBAオールスターにも選出されている。

 2023年にラプターズからロケッツに移籍したバンブリートは、3年総額1億3,000万ドル(1ドル147円換算で約192億円、為替換算は以下同)のマックス契約を結んでいる。また、先月26日には、チームオプションになっていた来シーズンの契約を破棄した上で、新たに2年5000万ドル(約74億円)の契約を締結したと報じられている。

 ドラフト外からリーグ制覇、オールスターと成り上がったバンブリートは、この度新たに選手会長という大役を務めることとなった。『ESPN』は、ドラフト外の選手にして輝かしい経歴を誇るバンブリートはあらゆるレベルでの競技経験を持っていると評価され、今回の会長選出に至ったものと報じている。

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