2025.05.08

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがプレーオフでNBA歴代8人目の快記録をクリア

グリーンはウォリアーズを支えるベテラン[写真]=Getty Images
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 5月7日(現地時間6日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地ターゲット・センターで迎えたミネソタ・ティンバーウルブズとの「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル初戦を99-88で制し、シリーズを1勝0敗とした。

 ウォリアーズは13得点を残していたステフィン・カリーが第2クォーター途中に左ハムストリング負傷で途中退場する中、5本の3ポイントシュートを沈めたバディ・ヒールドがゲームハイの24得点に8リバウンド3アシスト、ジミー・バトラーが20得点11リバウンド8アシスト2スティールをマーク。

 そしてドレイモンド・グリーンが前半だけで4本の3ポイント成功を含む16得点を記録し、計18得点8リバウンド6アシスト2スティールの活躍で勝利に貢献。

 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)から「私がこれまでの人生で見てきた中で、彼は最高のディフェンシブプレーヤー」と絶賛された35歳のフォワードは、プレーオフ通算165試合目(現役5位/NBA歴代34位タイ)を誇るベテラン。

 ウルブズとの初戦を終えて、プレーオフ通算1899得点、1438リバウンド、1003アシスト、253スティール、224ブロックに到達。これでグリーンはNBA歴代有数のスタッツラインをクリアしたと『ESPN』が報じている。

 プレーオフで通算1000リバウンド、1000アシストに達したのはグリーンがNBA歴代8人目。ウォリアーズが誇るフォワードは、アービン“マジック”ジョンソン、コービー・ブライアント(いずれも元ロサンゼルス・レイカーズ)、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピペン(ともに元シカゴ・ブルズほか)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)に次ぐエリートクラブの仲間入りを果たした。

 翌8日。ウォリアーズは、MRI検査の結果カリーがグレード1の左ハムストリングの肉離れと診断され、1週間後に再検査を受ける予定と発表。そのため、カリーは9日の第2戦だけでなく第4戦まで欠場が濃厚となっただけに、グリーンのオフェンス面の活躍もカギを握ることになりそうだ。

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