ブリッジズが値千金のスティールを成功…ニックスがセルティックスに大逆転勝利、敵地で2連勝

劇的な幕切れとなったニックスvsセルティックスの第2戦[写真]＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　5月8日（現地時間7日）、TD・ガーデンで「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス準決勝が開催。白星を先取したアウェーのニューヨーク・ニックスがボストン・セルティックスとの第2戦に臨んだ。

　第1クォーターはシュートを決め切れず、13－24の9点ビハインドで終えたニックス。第2クォーターではカール・アンソニータウンズのペイントアタックを基点にスコアを伸ばしていき、終盤にはジェイレン・ブランソンやジョシュ・ハートも追撃を見せ、41－50の9点差で試合を折り返した。

　続く第3クォーター、セルティックスに主導権を奪われ20点差まで追い込まれたニックスだったが、61－73と12点差まで詰めて最後の12分間へ。迎えた最終クォーター、ニックスはミケル・ブリッジズが連続でスコアを挙げ、残り2分を切ってついに逆転。ラストプレーではブリッジズが値千金のスティールでジェイソン・テイタムのパスを読み切り、最終スコア91－90でニックスが大接戦を制した。

　敵地での金星を手にしたニックスは、ハートが23得点6リバウンド3アシスト、タウンズが21得点17リバウンド、ブランソンが17得点7アシストをマーク。勝利の立役者となったブリッジズは14得点7リバウンド5アシスト3スティールと、攻防両面で大活躍を披露した。

　手痛い2連敗となったセルティックスは、デリック・ホワイトが20得点9リバウンド5アシスト、ジェイレン・ブラウンが20得点6リバウンド、テイタムが13得点14リバウンド5アシスト3スティールを記録。試合を通してリードをつかんでいたが、最後の最後で白星を逃す悔しい幕切れとなった。

　前年度王者のセルティックスがホームで2敗スタートと、荒れた展開を見せているこのシリーズ。11日午前4時半からマディソン・スクエア・ガーデンで開催される第3戦も、注目を集めるゲームとなりそうだ。

■試合結果
ボストン・セルティックス 90－91 ニューヨーク・ニックス
BOS｜24｜26｜23｜17｜＝90
NYK｜13｜28｜20｜30｜＝91

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