2025.05.07

カリー負傷交代もウォリアーズが先勝…ヒールドやグリーンら3P攻勢光る

ウォリアーズの勝利に貢献したバディ・ヒールド[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月7日(現地時間6日)、『NBAプレーオフ2025』ウェスタン・カンファレンス準決勝第1戦が行われ、7位のゴールデンステイト・ウォリアーズと6位のミネソタ・ティンバーウルブズが対戦した。

 上位チームを破り勝ち上がってきた両チームによる初戦、第1クォーターこそ接戦となるが、ウォリアーズが徐々に経験の差を見せる。第2クォーター開始直後から、ドレイモンド・グリーンステフィン・カリーが3ポイントシュートを沈め10点差に広げると、グリーンがさらに2本の3ポイントを沈め主導権をつかむ。

 第2クォーター途中にカリーが右太ももを気にする仕草を見せ交代するアクシデントもあったが、エース不在のなかグリーンが前半だけで16得点とチームをけん引。ウォリアーズ13点リードの44ー31で前半を終えた。

 後半に入ってもウォリアーズペースで試合が進む。ウルブズのインサイドアタックを抑え、ゲイリー・ペイトン2世やバディ・ヒールドが立て続けに3ポイントをヒットさせ20点差までリードを広げる。その後も2ケタ得点差を保ちながら試合を進め、最終クォーターに食らいつくウルブズを99-88で振りきった。

 この試合、後半に活躍したヒールドが5本の3ポイントを含むチームハイの24得点、ジミー・バトラーも20得点11リバウンドのダブルダブルを記録。4本の3ポイントを決めたグリーンが18得点を挙げ勝利に貢献した。途中退場したカリーは約13分の出場にとどまったものの、13得点を挙げている。ウォリアーズはチーム全体で18本の3ポイントを成功させ、ウルブズを同5本に抑えたことも勝因の一つとなった。

 ウルブズはアンソニー・エドワーズが23得点、ベンチから出場したナズ・リードが19得点を挙げるも、第2クォーターでの大量ビハインドが最後まで響き、ホームで初戦を落とした。

 GAME2は日本時間9日9時30分から、ウルブズの本拠地ターゲット・センターで行われる。

■試合結果
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 99ー88 ミネソタ・ティンバーウルブズ
GSW|18|26|36|19|=99
MIN|20|11|29|28|=88

ドレイモンド・グリーンの関連記事

NBAの関連記事