2025.07.10

「レイカーズは最高の場所」…新加入エイトンが意気込み「今すぐ王座を勝ち獲りたい」

ブレイザーズと決別してレイカーズ入りしたエイトン[写真]=Getty Images
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 7月9日(現地時間8日)。ロサンゼルス・レイカーズは、今夏のFA(フリーエージェント)戦線で獲得したディアンドレ・エイトン、ジェイク・ラレイビアの入団会見を行なった。

 レブロン・ジェームズルカ・ドンチッチオースティン・リーブス八村塁らを擁するレイカーズにとって、先発級のビッグマン獲得は今オフの最優先事項だった。その先発センターに、213センチ113キロのエイトンを据えることができたのだから、大きな補強になったことは間違いない。

 2018年のドラフト全体1位でフェニックス・サンズから指名されたエイトンは、レイカーズで同年の全体3位指名でNBA入りしたドンチッチとタッグを組むこととなるのだが、本人は「ビデオゲームのようだ。まるで誰かが仕組んだみたいだね」と口にし、スロベニアの神童との共演を楽しみにしていた。

「これは当然のように起こることじゃない機会と見ている。ルカは一世代に1人いるかどうかの選手だし、チームメートになれてハッピーだね。彼の体はシェイプされていると聞いているから、ようやく彼の味方になってプレーできることが嬉しい」

 NBA入り後、キャリア7シーズンすべてで得点とリバウンドの“平均ダブルダブル”を残してきたエイトンだが、プレーオフへ出場できたのはサンズ時代の2021年から2023年までの3年間のみ。

 特に初出場となった2021年にはウェスタン・カンファレンスを勝ち上がり、先発センターとしてNBAファイナル進出を果たすも、ここ2シーズンはポートランド・トレイルブレイザーズでウェスト下位へ低迷。

 新天地レイカーズは17度の優勝を誇る名門で、常に覇権争いへ参戦し、チャンピオンシップ獲得が求められている。そんなチームについて、エイトンはこう話していた。

「レイカーズは(僕にとって)最高の場所だと感じた。今すぐにでもチャンピオンシップを勝ち獲りたいと思っていて、自分も同じく今すぐ勝ちたいと思っているんだ。勝ち続けていくレガシーの一員となり、勝者の周りにいたい。過去2年は僕にとって異なる道だった。このリーグでは、勝てないと忘れ去られてしまうことを学んだんだ」

 エイトンは先発センター、ラレイビアは両フォワードをこなす控えとしてローテーション入りすることが期待されている。ドンチッチやレブロン、リーブスから繰り出されるパスをエイトンが受け取ってダンクやレイアップ、ジャンパーで加点していくことで、レイカーズのオフェンスは破壊力を増すだろう。

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