2025.06.30

2018年のドラフト1位指名、ディアンドレ・エイトンがブレイザーズと決別してFA市場に参戦

FA市場に参戦と報じられたエイトン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 6月30日(現地時間29日)。ディアンドレ・エイトンが、ポートランド・トレイルブレイザーズと契約のバイアウト(買い取り)をまとめていて、今夏に制限なしFA(フリーエージェント)になると『ESPN』が報じた。

 213センチ113キロのエイトンは、2018年のドラフトでフェニックス・サンズから全体1位指名されたビッグマン。今シーズンは左ふくらはぎの肉離れのため今年2月中旬に戦線離脱し、40試合の出場に終わっていた。

 それでも、40試合すべてに先発出場して平均30.2分14.4得点10.2リバウンド1.6アシスト1.0ブロックにフィールドゴール成功率56.6パーセントを記録。NBA入りから7シーズン連続で得点とリバウンドの“平均ダブルダブル”を残したのは、ドワイト・ハワード以来初のこと。

 エイトンの現行契約は残り1年で、約3555万ドル(約51億1920万円)だったのだが、今回の動きによって来月27歳を迎えるセンターがFA市場に参戦となった。

 ブレイザーズはエイトン離脱後に先発センターへ昇格し、ルーキーシーズンを終えたドノバン・クリンガンを筆頭に、リムプロテクターのロバート・ウィリアムズ3世、デュオップ・リース、さらには今年のドラフトでメンフィス・グリズリーズからトレードで加入した中国出身のヤン・ハンセンが契約下にいる。

 2シーズン所属したブレイザーズと決別と報じられた“元ドラ1”ビッグマンが、新天地にどのチームを選ぶのかは必見だ。

NBAの関連記事