2025.08.28

ロケッツのアメン・トンプソンが最多得票/『ESPN』による今季のアウォード予想MIP編

驚異的な身体能力が魅力のトンプソン[写真]=Getty Images
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 8月27日(現地時間26日)。米メディア『ESPN』が、NBAの2025-26シーズンに向けた主要アウォード予想を公開した。

 同メディアはNBAの専門家やリポーター、エディター、アナリストたちへ聞き、各種アウォードの予想結果が明らかになった。ここでは、今シーズンのMIP(最優秀躍進選手賞)の予想を見ていきたい。1位票5ポイント、2位票3ポイント、3位票1ポイントが加算された結果は下記のとおり。

■『ESPN』によるNBA 2025-26シーズンのMIP予想の投票結果

1位 アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ):59ポイント
2位 アンドリュー・ネムハード(インディアナ・ペイサーズ):40ポイント
3位 アサー・トンプソン(デトロイト・ピストンズ):18ポイント
4位 デニ・アブディヤ(ポートランド・トレイルブレイザーズ):14ポイント
ー位 ジェイレン・ジョンソン(アトランタ・ホークス):14ポイント

 主要アウォードのうち、予想が最も難しいのがMIP。というのも、オフシーズンのワークアウトやコンディショニング、チーム状況などによって様相が変わってくるからだ。

 そうした中、トップ得票となったのはロケッツのトンプソン。キャリア2年目の昨シーズン、201センチ94キロのウイングは、平均14.1得点8.2リバウンド3.8アシスト1.4スティール1.3ブロックとオールラウンドな成績を残し、オールディフェンシブファーストチーム入り。

 今シーズンはスターターに定着することが期待されていて、フレッド・バンブリートケビン・デュラントアルペレン・シェングンら実力者たちとプレーすることでさらに数字を伸ばす可能性がある。

 3位以下を突き放して2位にランクしたネムハードは、ペイサーズ不動の先発シューティングガード。昨シーズンはNBAファイナル進出に大きく貢献し、頂上決戦でも好プレーを連発。

 今シーズンは、司令塔タイリース・ハリバートンがアキレス腱断裂により全休するため、先発のポイントガードとなってペイサーズを束ねる見込み。キャリア4年目でベストシーズンを送ることになりそうだ。

 3位にはピストンズのトンプソン、4位は昨シーズンのオールスター後に平均23.3得点9.7リバウンド5.2アシストと飛躍したアブディヤがランクイン。

 5位に入ったジョンソンは、昨シーズンがケガのため36試合のみの出場に終わるも、平均18.9得点10.0リバウンド5.0アシスト1.6スティールと自己ベストのスタッツを残していた。

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