2025.01.29

ロケッツがイーストトップ2チームを撃破…トンプソンがキャリア初の決勝弾をヒット

2年目のトンプソンがセルティックス戦で大暴れ[写真]=Getty Images
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 ヒューストン・ロケッツは、1月28日(現地時間27日、日付は以下同)に敵地TDガーデンで行われたボストン・セルティックス戦に114-112で競り勝ち、イースタン・カンファレンスのトップ2チームを立て続けに撃破した。

 ロケッツは23日と26日にイースト首位のキャバリアーズ(37勝9敗)相手に2連勝し、28日には昨シーズンの王者で2位にいるセルティックス(32勝15敗)も倒してみせた。

 セルティックス戦では、それまでの3試合で3ポイントシュート成功率25.0パーセント(2/8)だったディロン・ブルックスが大当たり。フランチャイズ史上最多タイ記録の3ポイント10本成功でゲームハイの36得点、アメン・トンプソンが33得点9リバウンド4アシスト、ジェイレン・グリーンが12得点6アシスト、アルペレン・シェングンが11得点9リバウンド9アシスト2スティール、フレッド・バンブリートが5リバウンド7アシストを記録。

 なかでも2年目のトンプソンはキャリアハイの得点をたたき出しただけでなく、同点で迎えた残り1.1秒に昨シーズンのファイナルMVPジェイレン・ブラウンをユーロステップで交わし、決勝弾となるフェイダウェイ気味のフローターをヒット。

 これにはトンプソンも「あれは僕にとって初めてのゲームウィナーだったんだ。まるでコービー(コービー・ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)になった気分だった」と喜んでいた。

 ロケッツは翌29日のアトランタ・ホークス戦も100-96で勝利。この日はグリーンが両チーム最多の25得点に7リバウンド2スティール、シェングンが18得点10リバウンド、ジェイショーン・テイトが16得点4スティール、トンプソンが11得点5リバウンド3アシスト3スティール、ブルックスが11得点を残した。

 これでロケッツは4連勝。ウェスタン・カンファレンス2位の32勝14敗とし、3位のメンフィス・グリズリーズ(31勝16敗)へ1.5ゲーム差をつけている。

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