2025.01.29

今季最多22得点を奪ったミドルトン「アグレッシブに、自分のゲームをしようとしただけ」

バックスでプレーするベテランのミドルトン[写真]=Getty Images
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 1月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは、敵地デルタ・センターでユタ・ジャズ相手に125-110で勝利し、ここ11戦を9勝2敗とした。

 イースタン・カンファレンス4位にいるバックス(26勝18敗)では、ヤニス・アデトクンボが35得点18リバウンド7アシスト2スティール、デイミアン・リラードが35得点5リバウンド8アシストと両輪が躍動。さらにブルック・ロペスが10得点6リバウンド3ブロック、ギャリー・トレントJr.が8得点、トーリアン・プリンスが6得点4リバウンド8アシスト2スティールを記録。

 そしてこの日はシックスマンのクリス・ミドルトンが大当たり。3ポイントシュートやフェイダウェイジャンパー、ミッドポストから制限区域内へ侵入してフィニッシュしつつ、アデトクンボの強烈なダンクを演出した。

 オフシーズンに両足首を手術したことで開幕に出遅れてしまい、昨年12月7日のボストン・セルティックス戦で初出場を飾った33歳のベテランウイングは、ジャズ戦でフィールドゴール成功率76.9パーセント(10/13)でシーズンハイの22得点に3リバウンド3アシストを残した。

「いい感じだった。いくつかミスマッチがあったから、それをうまく利用して自分の好きなスポットへ行ったんだ。あとはアグレッシブにプレーし、自分のゲームをしようとしただけ。前にも言ったけど、自分のスポットへ向かって、誰かを見つけていき、(相手チームへ)問題を引き起こすようにしているんだ」(ミドルトン)

 今シーズンのバックスは、ミドルトンが20得点以上を奪った4試合では2勝2敗ながら、6アシスト以上を記録した6戦で負けなし。平均12.5得点3.9リバウンド4.8アシストを誇る男は、スコアラーだけでなくプレーメーカーもこなせるだけに、その働きが勝利に直結していると言えるだろう。

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