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「キャンプに来い」…リバースHCから勧誘されたロンドがバックスのゲストコーチとして参加

セルティックス時代のロンド(左)とリバースHC(右)[写真]=Getty Images
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 ミルウォーキー・バックスのトレーニングキャンプで、今年4月に引退を表明したラジョン・ロンドがゲストコーチとして過ごしている。

 ロンドは185センチ81キロのポイントガードとして、2006-07から2021-22までNBAで16シーズンをプレーし、2008年にボストン・セルティックス、2020年にはロサンゼルス・レイカーズでチャンピオンになった。

 また、オールスターとオールディフェンシブチームにそれぞれ4度、オールNBAチームにも1度名を連ね、アシスト王に3度、スティール王にも1度輝いた実績を持つ。

 そのロンドがバックスのゲストコーチになったキッカケは、セルティックス時代の指揮官で、現在バックスのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)から声がかかったから。

 今年6月。イタリアで結婚したロンドは、その挙式にリバースHCも呼んでいて、そこで「キャンプに来い」と誘われたと10月4日(現地時間3日)に『ESPN』へ明かした。

 カリフォルニア州アーバインにあるカリフォルニア大学アーバイン校でキャンプ中のバックスは、ヤニス・アデトクンボデイミアン・リラードクリス・ミドルトンらが所属するイースタン・カンファレンスの上位チーム。

 リバースHCのコーチングスタッフには、NBAチームで指揮を執った経験があるデイビッド・イェーガーとダービン・ハムに加え、ジョー・プランティやレックス・カラミアンらがアシスタントコーチ(AC)を務めているのだが、リバースHCによるとロンドはフルタイムではないものの、今シーズンを通してバックスに残ることになるという。

 現役時代からコーチになることへ関心を示してきたロンドは、今年4月にいつかNBAチームのコーチになることを願っていると語っていたと『ESPN』が報じている。

「コーチングの道へ進むためには、たくさんの要素が絡んでくる。だからコーチになるつもりだ、とは言えない。すべてが順調に進んでいって、そこでようやく実現するんだ。それにいろんな個性が(そのチーム内で)かみ合わないといけないし、多くの犠牲が生じる。僕は今そうしたことを学んでいるところなんだ。朝のミーティングや、膨大な時間を費やして映像を見たりしてね。たくさんあるんだ」

 現役時代にコート上の指揮官を務めてきたロンド。早ければ今シーズンにも、NBAチームのコーチングスタッフとしてフロアに姿を見せるかもしれない。

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