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9月9日、フィリピンのモール・オブ・アジア・アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」7位決定戦が行われ、イタリア代表(FIBAランキング10位)とスロベニア代表(同7位)が対戦。ルカ・ドンチッチ擁するスロベニアが89-85で勝利し、過去最高に並ぶ7位で今大会を終えた。
立ち上がりの第1クォーターはイタリアが18-15と好スタートをきったが、第2クォーターにシュート精度を上げたスロベニアが逆転。ドンチッチは1得点差で突入した第3クォーターだけで14得点3リバウンド2アシストと躍動した。
しかし、勝負の第4クォーターに入ると、イタリアが12-3のランで猛追を見せ、残り5分をきったところで10点のビハインドを追いつき同点。一進一退の攻防となったなか、スロベニアはターンオーバーから失点を重ねる場面も合ったが、残り40秒でドンチッチからパスを受けたヤコブ・ケバセクがでコーナースリーを決め再逆転。最後は落ち着いてフリースロー決めきり逃げ切った。
大会前からMVP候補に挙げられていたドンチッチは、29得点10リバウンド8アシスト3スティールの大暴れ。ターンオーバー9を記録したものの、今大会最終戦でダブルダブルを記録し、2014年大会に並ぶ過去最高7位にチームを導いた。
イタリアはチーム最多22得点を挙げたマルコ・スピスら合計4選手が2ケタ得点をマークし、見せ場を作ったがあと一歩及ばず8位フィニッシュ。今大会限りでの引退を表明していた35歳のルイージ・ダトメは、第4クォーター途中にチーム総出で称えられながらコートを後にし、プロキャリアに終止符を打った。
■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」7位決定戦(@マニラ)試合結果
イタリア代表 - スロベニア代表
ITA|18|23|19|25|=85
SLO|15|27|28|19|=89