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スコラは現役引退し、古巣のCEOに就任する[写真]=Getty Images
イタリアリーグに所属するパラカネストロ・ヴァレーゼは20日、ルイス・スコラが現役を引退し、同クラブのCEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。
アルゼンチン出身のスコラは、現在41歳。1995年に地元・アルゼンチンのクラブでプロデビューし、スペインのクラブを経て2007年にヒューストン・ロケッツへ入団した。その後フェニックス・サンズ、インディアナ・ペイサーズ、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツと渡り歩いたが、2016−17シーズンを最後にNBAから離れ、昨シーズンはヴァレーゼでプレーした。
また、アルゼンチン代表としても長らく活躍し、2002年の世界選手権と2019年のFIBAワールドカップでは銀メダル、2004年アテネオリンピックで金メダル、2008年北京オリンピックでは銅メダル獲得に大きく貢献。今夏行われた東京オリンピックにもチーム最年長として出場し、決勝トーナメント進出へ寄与していた。
スコラは東京オリンピック敗退後、「僕は去るべき時が来た。41歳でプレーする選手は他にほとんどいないから」と代表引退を示唆する発言をしていたが、現役続行については明言していなかった。アルゼンチン代表に初の金メダルをもたらすなど、偉大な歴史を築き上げたスコラに敬意を表したい。