2025.09.12

準決勝で対戦するボンガの発言にマルカネンが反応「言いたいことを言えばいいさ」

グループフェーズで対戦していたドイツとフィンランド[写真]=fiba.basketball
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 日本時間9月12日と13日にかけて、「FIBAユーロバスケット2025」の準決勝2試合が行われる。12日の23時からドイツ代表フィンランド代表、13日の3時からギリシャ代表とトルコ代表が激突する。

 グループCを首位で突破したギリシャ、グループAを5戦全勝で終えたトルコは、今大会で初対決する。その一方、グループB首位のドイツと3位のフィンランドは、今年のユーロバスケットで2度目の対戦となる。

 グループフェーズ5戦目で、ドイツがフィンランド相手に一度もリードを許さず、最大34点差をつけて91-61で完勝。準々決勝を終えた時点で、大会3位の平均24.7得点を残すラウリ・マルカネンユタ・ジャズ)は、このドイツ戦でフィールドゴール成功率26.7パーセント(4/15)で今大会ワーストの11得点に終わっていた。

 その試合でマルカネンへ好守を見せたアイザック・ボンガは、『Magenta Sport』へ「彼が家に帰って、僕について悪夢を見ることになるといいね。それに、僕に関する夢を見ることを望むよ」とコメントしていた。

 準々決勝を終えた時点で7戦無敗のドイツは、フランツ・ワグナー(オーランド・マジック)が大会平均21.0得点5.7リバウンド3.9アシスト1.3スティール、デニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)が同20.1得点3.3リバウンド5.9アシストと、2選手が平均20.0得点超え。さらにボンガも含めて5選手が平均8.0得点以上を残し、出場24カ国でトップの平均101.9得点を奪っている。

 そんなドイツとの再戦に臨む“北欧のキング”マルカネンは「言いたいことを言えばいいさ。僕たちが気にかけているのはこのロッカールームにいる選手たちだけ。そして僕らは前へと進んでいく」と口にし、こうも発していた。

「あの試合は自分たちにとってベストゲームではなかった。確かに、相手は僕らのゲームからいくつか奪う点でいい仕事をしていた。だから、(次戦では)いくつかアジャストしていく」

 フィンランド代表チームで指揮を執るラッシ・トゥオビHC(ヘッドコーチ/横浜ビー・コルセアーズHC)が、優勝候補ドイツとの大一番でどんなゲームプランを組むのか。試合中のアジャストにも注目したい。

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