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2025.09.12
今大会で活躍する若手の1人であるムウリネン[写真]=fiba.basketball
ラトビアで開催中の「FIBAユーロバスケット2025」決勝トーナメントで、チーム史上初のベスト4入りを果たしたフィンランド代表（FIBAランキング20位）。エースのラウリ・マルカネン（ユタ・ジャズ）がチームをけん引し、1回戦ではニコラ・ヨキッチ（デンバー・ナゲッツ）率いるセルビア代表（同2位）を破る金星を挙げた。
今大会で躍動しているフィンランドの面々の中でも、『ESPN』の著名レポーターであるブライアン・ウィンドホースト氏は、現在18歳のミッカ・ムウリネンに注目しているようだ。同メディアが展開するポッドキャスト『The Hoop Collective』に出演した際、「ミッカ・ムウリネンは、トップクラスに有望な選手となるだろう」と、若きタレントをフィーチャーした。
「ドラフトからは、彼は来年から大学でプレーすると聞いた。すでに、彼を獲得しようとしているチームが多数存在している」
210センチの体躯を誇るムウリネンは、アリゾナのプレップスクールに在籍中。今大会は限られたプレータイムではあるものの、これまでの全7試合中6試合に出場している。セルビアとの決勝トーナメント1回戦でもコートに立ち、第2クォーターには速攻から豪快な一撃を叩き込んだ。
SLIM JESUS TAKES OFF ONCE AGAIN ✈#EuroBasket pic.twitter.com/amsPJBe2lE
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 6, 2025
ウィンドホースト氏はスロベニア代表（同11位）のルカ・ドンチッチを引き合いに、「間違いなく（ムウリネン）は頭の片隅に置いておくべき選手だ。彼をルカを比較する者はいないが、ルカがNBAへの勢いを本格的に築き始めたのは17歳のときだ」と語り、ムウリネンのNBA入りに強い可能性を感じている。
今大会では1試合平均10.1分と限られたプレータイムで、同6.0得点2.0リバウンドと最大限に役割を果たしているムウリネン。彼の豪快なフィニッシュをNBAで見れる日は、そう遠くないのかもしれない。
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