2025.09.11

フィンランドが初のベスト4進出…強国撃破のジョージアは準々決勝敗退

17得点6リバウンド4ブロックを記録したラウリ・マルカネン [写真]=fiba.basketball
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 9月10日にラトビアで「ユーロバスケット2025」決勝トーナメントの準々決勝が行われ、フィンランド代表(FIBAランキング20位)がジョージア代表(同24位)と対戦した。

 フィンランドは同点で迎えた第1クォーター残り3分25秒からラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)、エドン・マクシュニ(BCMグラーヴェリン・ダンケルク/フランス)の連続得点でリードを奪取。ミカエル・ヤントゥネン(フェネルバフチェ/トルコ)の3ポイントシュートなどもあり、28-15と13点差で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは激しい点の取り合い。18歳のミーカ・ムーリネン(アリゾナ・コンパス・プレップ)がフリースロー、アリウープ、3ポイントで得点を重ねるなど、57-40とリードを17点に広げた。

 後半は第3クォーター開始2分56秒にマルカネンの長距離砲で試合最大の20点リード。その後は1ケタ点差に詰め寄られる時間帯があったものの、93-79で勝利を収め、初の準決勝進出を決めた。

 フィンランドはヤントゥネンがチーム最多19得点に5リバウンドを記録。マルカネンが17得点6リバウンド4ブロック、マクシュニが15得点、サス・サリン(CBエストゥディアンテス/スペイン)が14得点7リバウンドを挙げた。

 フィンランドを率いるラッシ・トゥオビヘッドコーチ(横浜ビー・コルセアーズHC)は「これはフィンランドのすべてのスポーツに希望を与えるはずだ」と話し、「このチームで勝つか、負けるかの試合を戦うのが本当に楽しみだ」と意欲を示した。

 一方、グループフェーズでスペイン代表(同5位)、ラウンド16でフランス代表(同4位)を撃破したジョージアだったが、ベスト8で大会を去ることになった。

■試合結果
フィンランド 93-79 ジョージア
FIN|28|29|14|22|=93
GEO|15|25|22|17|=79

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