2025.09.11

2001年以来の決勝進出を狙うトルコ…主力ガードのコルクマズ「今こそ、僕たちの時代だ」

控えからチームを支えているコルクマズ(左)[写真]=fiba.basketball
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 9月9日、ラトビアで「ユーロバスケット2025」決勝トーナメントの準々決勝が開催され、トルコ代表(FIBAランキング27位)がポーランド代表(同17位)と対戦。第2クォーターから主導権を握ったトルコがリードを守り、91-77で準決勝進出を決めた。

 銀メダルを獲得した2001年大会以来、チーム史上2度目のベスト4入りとなったトルコ。先発ビッグマンのアルペレン・シェングンが19得点12リバウンド10アシストで大会史上最年少でのトリプルダブルを達成するなど、チームの勢いは加速を続けている。

 FIBAの大会公式サイトではトルコを背負う面々のコメントが伝えられており、主力ガードのフルカン・コルクマズは「今こそ、僕たちの時代だ。コートに立つ毎日がその証で、試合に勝つだけでなく、バスケットボールをプレーする過程そのものを楽しんでいる」と、チームの好調について言及している。

 決勝トーナメントの1回戦ではスウェーデン代表(同49位)に苦戦を強いられ、先発のジェディ・オスマンも「振り返れば、(スウェーデン戦は)警告だった」とコメント。ポーランド戦では第3クォーターに負傷退場したものの、準決勝には出場する意向を本人は示した。

 そして、中核のシェングンは「(エルギン・アタマン ヘッドコーチは)僕を本当にうまく起用してくれている。どのポジションでも。それが僕だ。勝つために必要なことならなんだってやる。ディフェンスならディフェンス、オフェンスならオフェンス。どちらでもいい。監督が求めることなら何でもやる」と、指揮官へ全幅の信頼を寄せた。

 準決勝では、ヤニス・アデトクンボ率いるギリシャ代表(同13位)と激突するトルコ。アデトクンボとシェングンのマッチアップだけでなく、エースを支援する両軍メンバーの活躍ぶりにも注目が集まるだろう。

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