2025.09.12

スロベニアのルカ・ドンチッチがユーロバスケットで34年ぶりの大会平均30.0得点超え

ドンチッチが大会歴代3位の平均得点を残した[写真]=fiba.basketball
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 9月11日。スロベニア代表チームは、ドイツ代表との「FIBAユーロバスケット2025」の準々決勝を91-99で落としたことで、ベスト8敗退が決定。オフィシャルバスケットボールルールのもと、7位で終えることとなった。

 今大会のラストゲームとなったこの試合、ルカ・ドンチッチロサンゼルス・レイカーズ)は39得点10リバウンド7アシストをマーク。自身3度目のユーロバスケットで、準々決勝終了時点ながら大会トップの平均34.7得点、8位の8.6リバウンド、2位タイの7.1アシスト、1位タイの2.7スティールという、驚異的なスタッツをたたき出した。

 大会公式サイトによると、ユーロバスケットの1大会で平均30.0得点以上を記録したのは今年のドンチッチが歴代3人目。歴代トップは1987年にニコス・ガリス(ギリシャ代表)が奪った平均37.0得点で、続く2位もガリスが1989年に残した平均35.6得点。ドンチッチは歴代3位に入ることに。

 なお、4位にも1983年のガリスの平均33.6得点、5位も1991年のガリスが平均32.6得点でランクインしていて、イスラエル代表のドロン・ジャムチーが1987年の大会で平均31.9得点を奪った。

 2025年の大会は、平均得点で1位のドンチッチが敗退も、2位の平均29.8得点を誇るギリシャのヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、3位の平均24.7得点を残すフィンランド代表のラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)が勝ち残っている。

 ギリシャは日本時間13日の3時からトルコ代表、フィンランドは同12日の23時からドイツと、それぞれ準決勝を戦う。勝てば決勝戦、敗れても3位決定戦があるため、アデトクンボとマルカネンが今大会で平均30.0得点をクリアする可能性もありそうだ。

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