2025.09.11

NBA理事会で決定…最初の3クォーター終盤に放たれる超ロングショットのスタッツ集計が変更

ロングショットでも脅威のカリー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 9月11日(現地時間10日)。NBAは、最初の3クォーターにおいて、残り時間が限られた状況で放つ超ロングショット、いわゆる“ヒーブショット”に関するスタッツ集計の変更を理事会で承認したと『AP』と『ESPN』が報じた。

 勝敗がかかった第4クォーターと延長とは別に、第1から第3クォーターの残り数秒でロングショットを放っても、成功率が低くなることは明らかで、これまで多くの選手たちが避けていたと『AP』が報道。

 ただ、2025-26シーズンからは変更となる。第1クォーターから第3クォーターまで、残り3秒以内にバックコートで始まったプレーで、36フィート(約11メートル)以上離れた位置から放たれたショットは、選手個人のスタッツではなく、チームのショット試投として記録される。

 これはラスベガスやユタ、カリフォルニアで開催されていたサマーリーグで試験導入されていたルール変更で、今後は各クォーター終了間際のオフェンスで、ロングショットを狙う回数が増えることが予想できる。

 なお、『SportRadar』によると、昨シーズンに最初の3つのクォーターで残り3秒以内に36フィートよりも離れた遠い位置から放たれたショットのうち、成功したのは4パーセントのみ。そのうち、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が4本、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が3本成功させていた。

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO