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NBA、リーグ拡張へ前進…ラスベガスとシアトルのチーム新設に向けオーナー投票実施

NBAがシアトルとラスベガスでのチーム新設に向けオーナー投票実施へ [写真] = Getty Images
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 NBAがリーグ拡張に向けた議論を本格化させている模様。現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、リーグは来週開催されるオーナー会議で、ラスベガスとシアトルにチームを創設する可能性を検討するための投票を行う予定。

 同記者は、新たに創設されるチームは2028-29シーズンの参入を目標としていると報じている。また、オーナー会議とリーグ本部の内部では、ラスベガスとシアトルで新たなフランチャイズを創設するための入札プロセスを開始する方向で支持が高まりつつあるという。

 報道によると、各チームの入札額は70億~100億ドル(1ドル159円換算で約1兆1130億~1兆5900億円)規模になると予測されている。シアトルとラスベガスの両市場は、NBAの中でも収益上位に入ると見られており、市場の魅力に加えて戦力均衡を促す現在の労使協定(CBA)も、拡張チームの入札を後押しする要因とされている。

 今回の投票が可決されると、リーグはラスベガスとシアトルに焦点を当てた入札手続きを進めることが可能になる。その後、年内に最終的な投票が行われ、リーグを現在の30チームから32チーム体制への拡張が正式に承認される運びとなる可能性がある。いずれの投票でも、30人のオーナーのうち23人の賛成が必要となる。

 近年、他の北米プロスポーツリーグでもラスベガスとシアトルへの進出が相次いでいる。アイスホッケーのNHLでは、2017年にベガス・ゴールデンナイツ、2021年にシアトル・クラーケンの2チームが新設された。さらに、NFLではレイダースが2020年に本拠地をオークランドからラスベガスに移転させており、MLBのオークランド・アスレチックスも2028年にラスベガスへの移転を計画している。また、WNBAではエーシズが2018年からラスベガスを本拠地としており、サンアントニオから移転後3度の優勝を果たしている。

 シアトルでは、1967年から2008年までシアトル・スーパーソニックスが活動していた。2008年に当時の本拠地であるキー・アリーナのリース契約をめぐった問題から移転が決まり、現在のオクラホマシティ・サンダーに至っている。なお、キー・アリーナは2018年から2021年にかけて大規模改修が行われ、現在はクライメート・プレッジ・アリーナとして、NHLのクラーケンやWNBAのシアトル・ストームの本拠地として使用されている。

 コミッショナーのアダム・シルバーは、2025年12月に開催されたNBAカップ決勝の中で行われたインタビューで、リーグの拡張は2026年中に決定すると述べていた。もしシアトルとラスベガスがウェスタン・カンファレンスに加わった場合、ミネソタ・ティンバーウルブズかメンフィス・グリズリーズのどちらかがイースタン・カンファレンスへ移動し、東西16チームずつの構成に再編されるものと見られる。

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