2016.10.21

千葉は3ポイントの成功率がカギ、手負いの北海道は“悪循環”を脱したい

 2節続けてアウェイ戦をこなしてホームの船橋アリーナに戻る千葉ジェッツ。アウェイはいずれも1勝1敗で、黒星先行は変わらず。大勢のブースターの力も借りて、星を五分に戻したい。

 過去8試合を振り返ると、3ポイントが勝敗を左右している。勝った3試合はいずれも80得点以上と、3ポイントも含めて得点が取れている。逆に敗れた5試合はロースコアで、3ポイントが入っていないケースが多い。3ポイントの出来がそのままチームの得点力に直結しているということになる。

 開幕から4試合スターターを務めた原修太がその後の4試合を欠場しており、その他のシューターの奮起が求められる。前節2戦目で3ポイント5本を含む19得点をマークし、昨季のスターターとしての実力を披露した石井講祐に期待したい。

 レバンガ北海道は、2節連続でホーム戦を戦ってアウェイに乗りこむという、千葉と逆のパターン。6日間で4試合というハードスケジュールのせいか、西川貴之とブライアン フィッツパトリックが負傷したのが気がかりだ。他選手の負担が増えてさらにケガ人が出るという悪循環に陥らないためにも、まずはこの2人が今節に間に合うことを祈るしかない。

文=吉川哲彦

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