2016.10.21

ホーム初勝利を誓う三河が、得点力不足から脱却傾向にある京都を迎え撃つ

マーカス ダブの欠場により外国人2人での戦いとなった前節の京都ハンナリーズ。ここまで目立った活躍がなかったとはいえ、外国人を欠くのはやはりマイナス面が大きく、接戦には持ちこんだものの連敗という結果に終わった。

ただし、ケビン コッツァーと岡田優介以外の得点力不足という課題は解消の兆しが見られた。控えのガード村上直が2戦とも2ケタ得点を挙げ、佐藤託矢も1戦目で15得点をマーク。ダブ不在で奮起したローレンス ヒルは2試合計24得点に加え、リバウンドでも十分な数字を残した。これを継続していけるかどうか、今後を占う上で今節は大事な2試合になる。もちろん他の選手にも、ダブの穴を埋めるためにより一層のハッスルを期待したい。

京都を迎え撃つシーホース三河は現在5勝3敗。しかし、5勝はすべてアウェイで挙げたものであり、ここまでで唯一のホームゲームは名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連敗している。地元である刈谷にチームを根づかせるためには、ホームでの勝利が必須。開幕戦で滋賀レイクスターズのホームゲームの雰囲気を目の当たりにした橋本竜馬は、ホーム初勝利に向けて人一倍強い思いでコートに立つに違いない。

文=吉川哲彦

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