2016.11.05

前回対戦に続き熱戦必至、3位新潟は佐藤優が好調、2位三遠は鹿野らのサイズで対抗

三遠ネオフェニックス新潟アルビレックスBBの因縁のカード、今季2度目の激突の舞台は浜松アリーナである。前回の顔合わせでは星を分け合い、点差も1戦目が2、翌日が7と、ライバル対決にふさわしい熱戦を演じた。

 

前節の三遠は、開幕節で連破した川崎ブレイブサンダースと1勝1敗。1戦目はロバート・ドジャーを体調不良で欠いた上、リチャード・ロビーがシューティングスランプに見舞われるも、日本人4人が2ケタ得点を記録して勝利した。しかし翌日は、ドジャーが復帰してロビーも21得点と気を吐きながら、前日2ケタ得点の4人が計12得点に終わって敗れている。

 

一方の新潟は、前節はいずれも20点強の差をつけて連勝。得点ランキング上位の外国人2人に頼りきることなく、故郷凱旋の五十嵐圭を筆頭に日本人選手がしっかりと得点に絡んだ。2勝5敗から5連勝で3位に浮上し、1勝差の三遠を直接たたいて一気に2位を狙う。

 

新潟は、ディフェンシブなハッスルプレーヤー佐藤優樹が前節では得点面でも貢献した。試合を重ねるごとに存在感を増し、チームの快進撃を支えている。三遠は、鹿野洵生岡田慎吾がサイズを活かして対抗したいところだ。

 

文=吉川哲彦

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