2017.04.10

今季は北海道が3勝1敗でリード、アウェイの秋田はモリソンがカギを握る

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 前々節のアルバルク東京戦に続いて千葉ジェッツ戦もカード2勝目を挙げ、秋田ノーザンハピネッツが残留プレーオフ圏内から脱出した。ただ、代わって圏内に転落した横浜ビー・コルセアーズとは勝率で並んでおり、予断を許さない状況。残り11試合のうち4試合を占めるレバンガ北海道戦が、秋田にとっては大きな意味を持つ。

 千葉に勝った1戦目はフィールドゴール成功率が高く、16得点の安藤誓哉を筆頭に得点バランスも良かった。第1クォーターを9失点に抑えたことも勝因の1つだ。逆に2戦目は第1クォーターと第3クォーターで大量失点を喫し、特にディフェンス面で、オンザコート1のクォーターの出来が勝敗に直結した。

 その秋田を迎え撃つ北海道も、前節は1勝1敗。仙台89ERSとの1戦目はロースコアゲームをブザービーターで落としたが、2戦目はダニエル・ミラーの25得点と、チーム全体で28本のフリースローを得て24本も決めたことが勝利につながった。

 ここまでは北海道がホーム2勝を含め3勝1敗とリードしているが、秋田は連勝すれば対戦成績で並ぶだけでなく、1ゲーム差に迫る。好調なミラーとマッチアップするスコット・モリソンの働きがポイントになりそうだ。

文=吉川哲彦

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