![](https://basketballking.jp/wp-content/uploads/2017/04/f8e8d6f3b8e66f917f70e086d24553d5-200x133.jpg)
2017.04.21
前々節の時点でアルバルク東京に4ゲーム差を付け、東地区優勝マジックを7に縮めた栃木ブレックス。千葉ジェッツとの前節1戦目は、相手の猛攻に遭い92失点を喫して敗れた。2戦目は本来の強固なディフェンスを取り戻し、失点を64点に抑えてマジックを1つ減らした。3月はシューティングスランプ気味だった古川孝敏が、4月に入ってからは4試合すべてで2ケタ得点。3ポイントシュートも9本中7本成功と、シーズン終盤に入ってしっかりと仕上げている印象だ。
その栃木に挑むのはレバンガ北海道。秋田ノーザンハピネッツ戦で連敗すれば再び残留プレーオフ圏が背後に迫る危機だったが、連勝して秋田とのゲーム差を5に広げた。最後まで勝負の行方がわからないクロスゲームを2戦続けて制することができたのは、残り1分の攻防でチャンスをものにした勝負強さと、気持ちを切らさなかった我慢強さ。また、ケガで欠場が続いていたジョーダン・バチンスキーが1戦目に約12分間の出場で12得点と効率良く働いたのは好材料だ。
3連勝中の北海道は、今季まだ1つも勝っていない栃木を破れば波に乗れるはず。我慢を継続する集中力と勝負どころでの思いきりの良さを、栃木相手にも発揮できるか。
文=吉川哲彦
2017.04.21
2017.04.16
2017.04.15
2017.04.11
2017.04.10
2017.04.10