2017.10.14

琉球ゴールデンキングスは二ノ宮康平が新天地で躍動中、滋賀レイクスターズはシューターの出来次第

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 開幕戦こそ落としたものの、その後は3連勝と、琉球ゴールデンキングスが好調だ。アウェー名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は、1戦目は序盤から主導権を握って快勝。計32アシストで6人が2ケタ得点をマークした。2戦目はアイラ・ブラウンが20得点11リバウンド6アシスト5スティールと大車輪の活躍を見せ、ややハイスコアのゲームを4点差で制した。この試合も5人が2ケタ得点を記録し、どこからでも得点できるフロアバランスの良さを示した格好だ。

 対する滋賀レイクスターズは、川崎ブレイブサンダースを迎えたホーム開幕はあえなく連敗に終わった。ただ、59得点に抑えられた1戦目の反省を活かして2戦目は得点を78点に伸ばし、残り13秒で1点差に迫る粘りを見せた。ここまでの4試合は、狩野祐介長谷川智伸のシュートの出来がチーム全体の得点力に直結している印象だ。

 大型補強に動いた琉球で、今注目を浴びているのが移籍組の一人である二ノ宮康平。現在3試合連続で2ケタ得点を挙げているのに加えて、前節1戦目には7アシスト3スティールもマークしている。故郷凱旋となる並里成は、岸本隆一津山尚大だけでなく二ノ宮にも注意を払わなければならない。

文=吉川哲彦

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