2017.11.04

2節連続ホームで戦う琉球ゴールデンキングス、地の利を活かして西地区首位キープなるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 千葉ジェッツを迎え撃った前節を1勝1敗で乗りきり、琉球ゴールデンキングスがかろうじて西地区首位の座をキープした。1戦目は第クォーター、第4クォーターで得点が伸び悩んで敗戦。1日置いて開催された2戦目はディフェンスで千葉を抑えこみ、第4クォーターに再び得点が伸びずに追いつかれたが、延長で岸本隆一が奮起。ディフェンスでも相手をわずか2得点に封じて白星を勝ち取った。

 今節もホームゲームを戦う琉球の相手はレバンガ北海道。その北海道も前節は栃木ブレックスと星を分け合った。1戦目は得点力に不安のある栃木に87得点を許すなどディフェンスが崩れたほか、グレゴリー・ウィッティントンが2得点に終わったのも響いた。2戦目は17本中11本成功の3ポイントで栃木を圧倒してリベンジ。この2戦で初めてスターターに抜てきされた関野剛平が11得点で起用に応えた。

 昨季の初対決は北海道のホームで戦っており、北海道にとっては初の沖縄遠征。故郷凱旋となる松島良豪は、若手の台頭と伊藤大司の加入で出番が減っていることもあり、期するものがあるはずだ。ミスの少ない司令塔として北海道のチームオフェンスに欠かせない松島の奮起が、この対決をより面白くするだろう。

文=吉川哲彦

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