2017.11.19
名古屋ダイヤモンドドルフィンズが三遠ネオフェニックスをホームの愛知県体育館に迎え撃ったB1リーグ第8節。11月11日の第1戦で85-57で快勝すると、12日の第2戦も78-59で勝利を収めた。
第6節のシーホース三河は2戦とも100点ゲームで屈し、第7節の川崎ブレイブサンダース戦は第1戦で78-96、第2戦で89-90の敗戦を喫した名古屋D。それでも、第4節以来となる三遠との“愛知ダービー”で2連勝を飾り、梶山信吾ヘッドコーチは第2戦後「ホッとしている」と胸をなで下ろした。
第1クォーターで7-15と出遅れたことについて、指揮官は「気持ちでぶつかってくると思っていたので、それ以上に僕たちが受け身にならないように、三遠さんよりも強い気持ちを持つこと」を試合前に伝えていたというが、「ガードにボールを持たせないようにしてきたので、僕たちのリズムでオフェンスができなくなった。また、JB(ジャスティン・バーレル)がプレッシャーに負けていた。オフェンスでリズムがつかめず、ディフェンスでもソフトになってしまった」と振り返った。
「こういう展開はある程度予想していたので、慌てなくていいよと。『全然気にしなくていいから、慌てないで落ち着いていこう。そしてリバウンドを取ったら走りきろう』ということを伝えた」(梶山HC)結果、第2クォーターで29-18と圧倒。後半は計42点を積みあげ、白星を手繰り寄せた。
前節まで「失点が多く、ディフェンスが課題」(梶山HC)だったが、「(三遠戦は)ディフェンス(の出来)に満足している」と指揮官は述べ、「両日ともに50点台に抑えたことは、非常に大きな収穫となった」。また、8得点5アシストの藤永佳昭、23得点6リバウンドのジェロウム・ティルマンについて「チームにエナジーをもらたしてくれた」と評価した。
次節は、18日、19日に開催される敵地での琉球ゴールデンキングス戦。第2節で喫した連敗のリベンジを果たすべく、梶山HCは「(三遠戦は)いいディフェンスができたということが、いい結果につながった。この2試合だけではなく、これからも続けてやっていかないといけない」と意気込みを語った。
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