2018.01.20

東地区5位のレバンガ北海道、川崎ブレイブサンダースに連勝し上位進出なるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 三遠ネオフェニックス戦で連勝し、レバンガ北海道は12月を7勝4敗で乗り切った。東地区では依然5位という状況だが、同2位の千葉ジェッツとは3勝差で射程圏内。今節は2勝差で同3位の川崎ブレイブサンダースをホームに迎え、連勝すれば順位で逆転し、千葉の背中も見えてくる。

 三遠戦は2戦とも69得点とオフェンスが精彩を欠いたが、第4クォーターに一時逆転を許す展開でも慌てず、ミスを最小限に抑えて僅差の接戦を勝ちきった。1戦目で今季初の2ケタ得点をマークした牧全は、2戦目でも要所で効果的な得点を挙げてチームを救った。

 川崎はサンロッカーズ渋谷に連勝して勝率で追いつき、直接対決で勝ち越して順位をひっくり返した。2戦とも第3クォーターにスパート。1戦目は辻直人、2戦目は篠山竜青藤井祐眞が3ポイントでチームに火をつけた格好だ。失点も2戦とも60点台と、ディフェンス面も成果があった。

 第3節で1勝1敗と星を分けた両者。延長にもつれこんだ2戦目は第4クォーターまでの得点が70と、ともにディフェンスにフォーカスした結果が好勝負を生んだ。オフェンスが売りの顔合わせだが、泥臭いディフェンスを披露したほうに凱歌が上がるだろう。

文=吉川哲彦

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