2018.04.21

是が非でも連勝したいレバンガ北海道、大阪エヴェッサから何本のFTを獲得できるかがポイント

 レバンガ北海道にとってはあまりにも痛い連敗だった。京都ハンナリーズと対戦した前節、1戦目は桜井良太が今季最多19得点の活躍を見せたが、最後の5分の我慢比べを制することができなかった。さらに根気強く戦った2戦目も、残り13秒で逆転のバスケットカウント3ポイントを許してしまった。スコアはいずれも71-73と、あと2点が遠かった。

 対するは大阪エヴェッサ横浜ビー・コルセアーズとの1戦目は4点リードで迎えた第4クォーターに突き放して5連勝。6人が2ケタ得点を挙げて97得点を積みあげた。2戦目も6人が2ケタ得点をクリアしたが、第3クォーターまでに11点リードしながら最後の10分間で34失点の逆転負け。西地区3位は守ったものの、次節激突する同4位の滋賀レイクスターズを突き放すことはできなかった。

 今節を含む残り7試合で「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」の圏内に5勝差の北海道。今節は是が非でも連勝しなければならない。ファウルの多い大阪から、成功率リーグ2位を誇るフリースローをどれだけ獲得できるかがポイントの1つ。そして、前節のような僅差の敗戦が多い北海道としては、特にディフェンス面で40分間集中力を切らさないことが重要だ。

文=吉川哲彦

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