2018.05.19

アルバルク東京、先勝で決勝進出に前進…延長戦の末にシーホース三河を下す

豪快なダンクを連発したA東京のカーク [写真]=B.LEAGUE
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 5月19日にウィングアリーナ刈谷で「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」セミファイナルの第1戦が行われ、シーホース三河アルバルク東京が対戦した。

 クォーターファイナルで栃木ブレックスを連破した三河は橋本竜馬アイザック・バッツ比江島慎金丸晃輔桜木ジェイアールが先発出場。ホームで京都ハンナリーズを退け、セミファイナルに駒を進めたA東京は安藤誓哉菊地祥平竹内譲次田中大貴アレックス・カークがスターティングファイブに名を連ねた。

 両チームとも重い立ちあがりとなった序盤約4分間を終えると、第1クォーター開始4分42秒から、金丸がリングにアタックして連続得点をマーク。さらに、2点リードの残り1分46秒に比江島のアシストからこの日初の3ポイントシュートを沈めた。残り1分間で比江島、途中出場のコートニー・シムズも加点し、三河が21-13と点差を広げた。

 桜木が先取点を挙げた第2クォーターは、A東京が序盤のリズムをつかむ。開始1分55秒からカーク、ジャワッド・ウィリアムズが連続得点を挙げて24-20と4点差。松井啓十郎に3ポイントを許したあと、開始3分44秒に田中のアシストからカークが豪快なアリウープを決め、試合はクロスゲームの様相を呈す。三河は西川貴之村上直といったベンチメンバーが試合をつなぐと、A東京は残り2分17秒にウィリアムズが負傷交代するアクシデント。三河が終盤に相手を突き放し、前半を41-30で終了した。

一時ベンチに下がったウィリアムズだが、第4クォーターで10分間のフル出場 [写真]=B.LEAGUE

 第3クォーターは開始2分29秒にカーク、同6分13秒に菊地がそれぞれ3つ目のファウル。すると“比江島タイム”が発動する。6点リードの残り2分39秒に速攻からレイアップを決め、同1分14秒にも技ありのレイアップで得点を2ケタに。同37秒にも得点を重ね、55-44とリードを保ったままこの10分間を終えた。

 第4クォーターは開始早々に村上の得点で三河がリードを拡大。点差を縮めたいA東京は開始1分13秒、カークがファストブレイクからダンクを叩きこみ、そこで得たフリースローも確実に成功させた。カークは同3分3秒にもダンクを決め、チームに勢いをもたらす。オフィシャルタイムアウト明け、カークと田中の連続で4点差に迫ると、残り3分2秒にカークが三度ダンク。

 59-58で迎えた1分15秒に三河が橋本のディフェンスで24秒バイオレーションを誘発し、同1分7秒に金丸が2本のフリースローを成功。直後のタイムアウトを終えると、A東京が安藤の3ポイントで同点に。終盤は両チームともシュートが決まらず、A東京が11点差を追いついて40分間を終了した。

 5分間の延長戦は、A東京が開始1分24秒にカークのダンクで先制する。三河はすぐさま金丸が返したが、ウィリアムズに得点を許して63-65。リードを奪ったA東京は残り1分30秒に田中の追加点で4点差まで広げる。試合終盤は追いすがる三河から逃げきり、65-69で第1戦を勝利した。

【試合結果】
シーホース三河 65-69 アルバルク東京(@ウィングアリーナ刈谷)
三 河|21|20|14|6|4|=65
A東京|13|17|14|17|8|=69

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