2018.05.21

熊本ヴォルターズがFイーグルス名古屋を退ける、B1昇格を懸け富山グラウジーズとの入替戦へ

FE名古屋に連勝した熊本は、富山都の入替戦へと進んだ[写真]=B.LEAGUE
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 5月19日と20日の2日間、名古屋市千種スポーツセンターにて「B2 PLAYOFFS 2017-18」3位決定戦が行われ、西地区2位の熊本ヴォルターズが中地区1位のFイーグルス名古屋と対戦した。

 19日の第1戦、熊本は前半を4点のビハインドで終えたが、第3クォーター開始1分から中西良太、ジョッシュ・ドゥインカーが連続得点を挙げて同点に追いつく。すると、直後の同2分10秒からは小林慎太郎の3ポイント、中西のフリースロー、古野拓巳の3ポイントで50-42と一気にリードを奪うことに成功。しかし、残り4分を切った辺りからFE名古屋の反撃に遭い、2点差まで詰められて同クォーターを終えた。

 勝負の最終クォーター、熊本は開始早々に追いつかれる。その後はしばらくクロスゲームが続いたが、開始4分59秒に古野のスティールからジョーダン・ヴァンデンバーグのダンクが決まると、試合終了残り5分の時点で65-64と再リード。テレンス・ウッドベリーがフリースローを確実に決めて同57秒で6点差としたが、同37秒から相手に連続3ポイントを決められ終了間際に追いつかれる。しかし残り1秒で、ファウルをもらった小林が2本のフリースロ―を決めきり、第1戦を79-77でものにした。

第1戦で10アシストを記録した司令塔の古野[写真]=B.LEAGUE

 続く第2戦も両者譲らぬ展開となり、40-40の同点で前半を終えた。第3クォーター、最初に主導権を握ったのはFE名古屋。ジョシュ・ホーキンソン福澤晃平の活躍で連続7得点を記録すると、その流れのままこの10分間を終え、53-60で最終クォーターを迎えた。

 しかし、第4クォーターは開始1分15秒から古野の3ポイントを皮切りに立て続けに得点をマークし、序盤で62-62の同点に追いつく。以降は一進一退の攻防が繰り広げられたが、1点ビハインドの試合終了残り55秒にドゥインカーがジャンプショットを沈めリードすると、同29秒からはフリースローからの得点で引き離し、最終スコア85-78で2勝目を手にした。

大事な場面での活躍が目立ったヴァンデンバーグ(左)とギャレット・スタツ(右)[写真]=B.LEAGUE

 この結果により、B1ライセンスを持つ熊本が3位となったため、5月27日に横浜アリーナにて富山グラウジーズとの入替戦が行われることが決定した。

【GAME1 試合結果】
Fイーグルス名古屋 77-79熊本ヴォルターズ(@名古屋市千種スポーツセンター)
FE名古屋|18|24|13|22|=77
熊   本|21|17|19|22|=79

【GAME2 試合結果】
Fイーグルス名古屋 77-79熊本ヴォルターズ(@名古屋市千種スポーツセンター)
FE名古屋|18|22|20|18|=78
熊   本|18|22|13|32|=85

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