チームバスケットを身上にするチーム同士の対戦。三遠ネオフェニックスの寺園脩斗は琉球ガード陣に対抗できるか！？

バスケットボールキング編集部

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三遠ネオフェニックス

2018.10.20 14:05 T.O.
試合終了
豊橋市総合体育館

琉球ゴールデンキングス

■三遠ネオフェニックスvs琉球ゴールデンキングス（＠豊橋市総合体育館）
第1戦：10月20日14時05分～、第2戦：10月21日14時05分～

　ここまで1勝4敗で中地区4位の三遠ネオフェニックスがホーム、豊橋市総合体育館に4勝2敗で西地区2位の琉球ゴールデンキングスを迎える一戦は、ともに仕切り直しの意味合いを持つと言えるだろう。

　三遠は開幕戦で京都ハンナリーズに勝利して以来、現在チームは4連敗中だ。当初は敗れたとして10点差以内に食らいついた試合内容だったが、ここ2試合は終盤引き離されて敗れているだけに、強豪の琉球相手でも何とか仕切り直しを図りたいところだ。大黒柱のロバート・ドジャーはここまで1試合平均13得点10.8リバウンドとダブルダブルのスタッツを残している。しかし、ディフェンスについてもチームできっちり守れている場面もあるが、それが1試合を通じてそれが徹底できなかいケースもあるだけに、まずはディフェンスから立て直していきたい。

　開幕から4連勝と強さを発揮していた琉球だが、前節、京都ハンナリーズに敗れて一旦停止。この試合、京都のデイヴィッド・サイモンに34得点、ジュリアン・マブンガに22得点、さらに伊藤達哉、晴山ケビンにそれぞれ10得点を献上するなど、自慢の堅守が影を潜めた。しかも第4クォーターにリードする場面がありながら、最後に逆転で敗れただけに悔いが残るところだ。それだけに連勝街道を再び歩むためにも、この三遠との2試合は連勝を目指したい。

　ともにオフェンスに関しては、外国籍選手に点数が偏ることなく、日本人選手も含めてバランスよく得点しているチームだ。それだけにガードの出来が勝敗を決するかもしれない。琉球はここまで並里成をメインに、控えに橋本竜馬というぜいたくな起用法を見せている。三遠は“脱サラ”ルーキー、寺園脩斗が全試合に先発を果たしているが、持ち前のスピードを生かしたプレーで、少しでも実績がある琉球のガード陣を脅かしたい。こちらも共通点である堅いディフェンスを軸に試合を組み立てるチームだけに、どのようにしてリズムをつかんでいくかも注目だ。

■ロースター
・三遠（ヘッドコーチ：藤田弘輝）
ロバート・ドジャー
 寺園脩斗（NEW）
川嶋勇人
 長谷川智伸（NEW）
渡邊翔太（NEW）
太田敦也
 岡田慎吾
 ダシルバヒサシ
 鈴木達也
 菅野翔太
 シャキール・モリス（NEW）
ウィリアム・マクドナルド（NEW）
田渡修人