2019.01.15

天皇杯決勝の再戦にして地区首位攻防戦、栃木ブレックスは比江島慎が新天地デビューなるか

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千葉ジェッツvs栃木ブレックス(@千葉ポートアリーナ)
1月16日19時5分

「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナリストが、Bリーグ再開初戦で顔を合わせる。26勝5敗の千葉ジェッツと25勝6敗の栃木ブレックスによる一戦だ。

 準々決勝の川崎ブレイブサンダース戦は第4クォーター残り1分で10点差から3点差まで追いあげられ、準決勝のアルバルク東京戦は試合終了間際にマイケル・パーカーが逆転の決勝点を挙げた、いずれも薄氷の勝利だった千葉。一方の栃木は初戦でサンロッカーズ渋谷を相手に苦しんだものの、京都ハンナリーズを71-62で退けて決勝に駒を進めた。

 決勝では序盤に栃木が一時2ケタのリードを奪ったが、結果的に千葉がシーソーゲームを制した格好。栃木はリバウンド数で相手の41個に対して51個と上回ったものの、フリースローが22本中11本しか決まらず、3ポイントシュートも22本中6本の成功にとどまった。大会3連覇を成し遂げた千葉は、ギャビン・エドワーズが27得点、ジョシュ・ダンカンがファウルトラブルに苦しみながらも16得点の活躍を見せ、富樫勇樹が勝負強さを発揮。ベンチメンバーの西村文男小野龍猛が決めた要所での3ポイントも効いた。

 頂上決戦から3日後の再戦は、東地区首位攻防戦でもある。いかに相手を分析し、いいコンディションで試合に臨めるかがカギになりそうだ。敵地に乗りこむ栃木は、加入が発表された比江島慎に期待が集まる。選手登録が間に合うか明らかになっていないが(15日時点)、安齋竜三ヘッドコーチは「ポジションで言えば1、2、3番(ポイントガード、シューティングガード、スモールフォワード)。比江島選手の特性を活かした使い方をしたい」と話しており、昨季のBリーグMVPをどのように起用するか注目したい。

■ロースター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛

・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平

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