2019.01.16

5925人が駆けつけた天皇杯決勝の再戦、千葉ジェッツが“ホームの力”で勝ちきる

第4クォーターに勝負強さを発揮した富樫 [写真]=B.LEAGUE
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 1月16日に千葉ポートアリーナでB1リーグ第19節が行われ、千葉ジェッツ栃木ブレックスが対戦した。

 13日の「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド決勝で顔を合わせたばかりの両チーム。戦前の予想どおり第1クォーターから接戦が繰り広げられ、ギャビン・エドワーズのインサイドから攻めこむ千葉に対し、栃木はジェフ・ギブス遠藤祐亮橋本晃佑のアウトサイドが決まるなど3点をリードした。続く第2クォーターも内外バランス良く得点を重ね、残り4分57秒にギブスのジャンプショットが決まって20-29。しかし、そこから千葉がエドワーズ、ジョシュ・ダンカン富樫勇樹の連続得点で10-0のランを作りだすなど、30-31と僅差で試合を折り返した。

 第3クォーターは栃木が一時クロスゲームから抜けだしたものの、残り1分を切って千葉のペース。速攻からマイケル・パーカーが3連続得点を挙げ、50-50の同点に追いついた。最終クォーターは、天皇杯決勝で逆転の3ポイントを決めた富樫が躍動。比江島慎に3ポイントを許した直後の試合終了残り3分42秒、3ポイントで千葉にリードをもたらすと、同3分2秒にはレイアップで4点差に広げた。さらに、70-69で迎えた同1分46秒にも値千金の3ポイントを成功。天皇杯決勝ではリバウンド数で41-51と相手を下回ったものの、この日の試合では43-34と圧倒した千葉が逃げきり、80-71で勝利を収めた。

 決勝の再戦、比江島の栃木デビュー戦ということもあり、平日にもかかわらず5925人のファンがアリーナに集結。富樫が試合後の会見で「ホームで助けられた」と語ったように、千葉はファンとともに貴重な勝利をつかみ取った。

【試合結果】
千葉ジェッツ 80-71 栃木ブレックス(@千葉ポートアリーナ)
千葉|14|16|20|30|=80
栃木|17|14|19|21|=71

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