2019.03.27
■横浜ビー・コルセアーズvs栃木ブレックス(@横浜国際プール)
第1戦:3月23日18時5分、第2戦:3月24日14時5分
Bリーグ2018-19シーズンは第29節を迎え、横浜ビー・コルセアーズが栃木ブレックスをホームの横浜国際プールで迎え撃つ。現在、14勝33敗で中地区の6位、リーグ全体では15位(下位から4つ目)に位置しており、B1残留プレーオフへの出場を余儀なくされるかもしれない状況だ。
もう負けられない状況の中、横浜は前節、同じく残留プレーオフ回避を目指すレバンガ北海道とアウェーで対戦した。この2連戦で横浜の得点源である川村卓也、田渡凌、ブランドン・コストナーが躍動。2試合で川村が41点、田渡が32点、そしてコストナーが40点をゲットした。また、アーサー・スティーブンソンが2試合で33本のリバウンドを奪い取り、ゴール下の制圧に成功した。この結果、ここまで1試合平均73.6得点だった横浜が2試合平均で84得点をゲット。見事2連勝を果たして、勢いに乗ろうとしている。
一方の栃木は前節の京都ハンナリーズとの第2戦に敗れ、連勝を9でストップさせてしまった。この試合の後、安齋竜三ヘッドコーチは「シーズンで60試合もあればこんな日もある」と諦め顔を見せたが、京都のゾーンディフェンスに対して攻めあぐねたわけでもなかった。栃木はノーマークをしっかり作りながらシュートを狙ったものの、それが単発に終わり前半に奪われたリードを縮めることができなかったのが敗因と言えるだろう。
それだけに連勝は止まったとはいえ、敗戦のダメージはそれほど大きくないと思われる。やはり横浜にとっては厄介な相手が横浜に乗り込んでくると見ていい。
今シーズン、まだ対戦がない両チーム、すなわち今節が初の顔合わせとなる。プレッシャーの高いディフェンスでゲームの主導権を握りたい栃木だが、やはり最も注意しなければいけないのが横浜の川村だろう。相手が強くなる、そしてここで負けられない試合で見せる河村のパフォーマンスは栃木にとっても脅威のはず。しかし、河村に対しては守りにはスペシャリストの遠藤佑亮が激しく応酬するはず。ここのマッチアップは大注目だ。
文=入江美紀雄
■ロースター
・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
細谷将司
川村卓也
高島一貴
湊谷安玲久司朱
中村太地
橋本尚明
ハンター・コート
ジョナサン・ホームズ
田渡凌
竹田謙
エドワード・モリス
小原翼
アーサー・スティーブンソン
ブランドン・コストナー
・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平
長島蓮
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