2019.05.04

島根スサノオマジック、延長戦の末に熊本ヴォルターズを撃破…エチェニケは35得点20リバウンドの大活躍

B1昇格に向け、島根が先手を取った [写真]=B.LEAGUE
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 5月4日に熊本県立総合体育館で「B2 PLAYOFFS 2018-19」3位決定戦が行われ、島根スサノオマジック熊本ヴォルターズが対戦した。

 信州ブレイブウォリアーズに連敗し、3位決定戦に回った島根は、佐藤公威北川弘グレゴリー・エチェニケ相馬卓弥ロスコ・アレンがスターターに名を連ねた。対して、群馬クレインサンダーズとの第3戦を1点差で落とした熊本ヴォルターズは、古野拓巳ジョシュ・ドゥインカー福田真生俊野佳彦チェハーレス・タプスコットが先発出場。

 まず先手を取ったのは熊本。ドゥインカーがインサイドや3ポイントシュートなど多彩な攻撃を見せ、試合開始3分37秒時点で7-0とリードした。島根はエチェニケやアレンが奮闘したが、19-12で最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーター序盤も熊本ペースが続き、柿内輝心の3ポイントシュートやドゥインカーの得点で、残り3分57秒時点で20-32とこの日最大リード。それでも、島根はエチェニケ、北川が我慢強く得点を挙げ、28-34でハーフタイムを迎えた。

古野は19得点11アシストの‟ダブルダブル”の活躍 [写真]=B.LEAGUE[

 後半は北川の3ポイントシュートからスタートすると、相馬、エチェニケも続き、第3クォーター開始1分35秒時点で34-36。その後は一進一退の攻防が続き、57-57の同点で勝負の第4クォーターへ突入した。

 最後の10分間でも終始拮抗した展開が続き、島根は残り1分11秒、74-74の同点の場面でタプスコットに2本のフリースローを許したが、佐藤が3ポイントシュートで反撃。残り6秒にタプスコットのバスケットカウントで再び2点ビハインドを背負ったものの、アレンが残り2秒に2本のフリースローをしっかりと沈め、土壇場で同点に追いついた。

 79-79でスタートした延長戦序盤は熊本ペース。それでも、エチェニケが果敢に攻め、フリースローで試合をつなぐと、試合終了残り1分10秒に相馬のレイアップで87-89とリードした。その後、タプスコットにフリースローを許したが、最後はエチェニケのフリースローで締めて91-88で試合終了。島根がB1復帰に向け、王手をかけた。

【試合結果】
熊本ヴォルターズ 88-91 島根スサノオマジック(@熊本県立総合体育館)
熊本|19|15|23|22|9|=88
島根|12|16|29|22|12|=91

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